ブルーロックフィッシュは北米大陸の西岸の一部で見られるメバルの仲間です。
ブルーロックフィッシュと呼ばれていますが、明確な青色ではなく「なんとなく青っぽい?」という感じの青みがかった体色をしています。
ブルーロックフィッシュについて!
ブルーロックフィッシュは60cm程度に成長するスズキ目メバル科メバル属の魚です。
ブルーロックフィッシュはやや青みがかった黒色の体色をしており、体側にまだら模様があります。
同じ地域に生息しているブラックロックフィッシュと似ていますが、ブルーロックフィッシュは頭部にもラインが入っているので見分けることができます。
食性は肉食で魚類や甲殻類を捕食しています。
和名 | ブルーロックフィッシュ |
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学名 | Sebastes mystinus |
英名 | blue rockfish |
目 | スズキ目(Perciformes) |
科 | メバル科(Sebastidae) |
属 | メバル属(Sebastes) |
分布 |
東部太平洋 |
生息環境 | 岩礁 |
ブルーロックフィッシュはカナダのブリティッシュコロンビア州~バハカリフォルニアなどの東部太平洋に生息しています。
海藻や岩などの障害物の近くについて生活します。
食用として利用されている他、他のメバルの仲間と同じく釣りの対象魚となっています。
釣りの対象魚として人気があるため、地域によっては生息数が減少しています。(同じ地域のメバル属の中でも表層部近くで見られるため?)
ブルーロックフィッシュを展示している施設!
情報は記載当時のJAZAの情報です。(2020年10月更新)
実際に行かれる際には現在も展示しているかどうか確認することをオススメします。(JAZAの情報は古いことも多いので注意してください)
ブルーロックフィッシュを展示しているJAZA加入の施設は葛西臨海水族園のみです。
ブルーロックフィッシュと葛西臨海水族園
葛西臨海水族園では海藻の林水槽にてブルーロックフィッシュを展示しています。
この水槽ではブルーロックフィッシュの他にブラックロックフィッシュ、バーミリオンロックフィッシュ、カリフォルニアシープヘッド、ガバルディなど東部太平洋に生息している魚が展示されています。
姉妹協定を結んでいるモントレーベイ水族館の巨大なジャイアントケルプ水槽をモチーフにした水槽となっており、幻想的で非常に美しい水槽です。
ここまで
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