東山動物園のアメリカゾーンは北米・南米に生息している動物達を展示しています。
カピバラ・ビーバーとネズミの中で1番・2番目に大きな種類やシンリンオオカミ、アメリカの国鳥にも登録されているハクトウワシなど様々な種類を見ることができます。
東山動物園のアメリカゾーンについて
アメリカゾーンは東山動物園の北園の奥の方にあるゾーンで、北米・南米に生息している動物達を展示しているエリアです。
アメリカゾーンは上の写真のように展示場が綺麗に並んでおり、1展示場に1種類が展示されています。
展示場は展示種類によって大きくレイアウトが異なり、展示生物の生息環境を再現したような面白い展示場が多いです。
展示されている種類はヤブイヌ、オオアリクイ、カピバラ、カナダヤマアラシ、アメリカビーバー、ハクトウワシ、シンリンオオカミ、シンリンオオカミ、オグロプレーリードッグです。(世界のメダカ館側から展示順)
上の写真はオグロプレーリードッグの展示場の一部で、巣穴を掘って生活するオグロプレーリードッグの巣穴をガラス越しに見ることができる作りになっています。
上の写真はオオアリクイの展示場で、オオアリクイやカピバラなど一部の動物は檻越しではなく、直接見ることができる展示となっています。(段差を利用して檻がない状態での展示を実現しているため、やや距離が遠めです。)
アメリカゾーンで展示されている動物達の紹介
ここからはアメリカゾーンで展示されている動物の中から個人的にオススメの動物を紹介していきます。
上の写真はこのエリアの中でも主役の1種類であるシンリンオオカミという五大湖周辺等に生息しているオオカミの仲間です。
日本で最も一般的に飼育されているオオカミで、私が訪れた際は1頭だけが展示されていました。(飼育頭数は2頭?)
広い丘の展示場を歩くシンリンオオカミを見ることができます。
上の写真は動物園で人気の高いカピバラで、世界最大のネズミとしても知られています。
毛は長くモフモフとしてそうですが、タワシのように硬い毛に覆われているようです。
上の写真はアメリカビーバーという種類で、日本の動物園で飼育されているビーバーはアメリカビーバーのみです。(ヨーロッパにはヨーロッパビーバーという種類が生息しています。) アメリカビーバーはカピバラに次いで2番目に大型のネズミです。
写真の個体は真っ黒の体毛ですが、茶色の個体が多いです。
尾が平たいオールのような形状をしており、尾を上下に動かす事で水中での推進力を得ることができます。
上の写真はオグロプレーリードッグという南米に生息しているネズミの仲間で、名前の通りに黒色の尾をしています。
オグロプレーリードッグの展示場は巣穴の中をガラス越しに見ることができるようになっています。
私が訪れた際は巣穴に潜っている個体はいませんでしたが、上のように水を飲んでいる姿を見ることができました。
アメリカゾーンは動物園の奥の方にありますが、魅力のある種類を多く見ることができます。
珍しい種類も多いのでオススメの展示エリアです。
ここまで
最後までお読みいただきありがとうございます。