今回紹介する旭山動物園の展示エリアは「くもざる・かぴばら館」で、クモザルとカピバラが同じ展示場で展示されている場所です。
どちらも南米原産の種類で、旭山の冬は寒すぎるため、冬は屋内での飼育に切り替わります。
異種で混同飼育する事は難易度が高く、逃げ場などを用意しておかないと事故が起こる事もあります。(ズーラシアのサバンナを再現した展示場が有名で、チーター、キリン、エランド、サバンナシマウマの草食獣・肉食獣の混同飼育が実現されています。)
旭山動物園のくもざる・かぴばら館の紹介!
くもざる・かぴばら館の屋外展示場は主にカピバラが生活する地上部とクモザルが生活するアスレチック部分に分かれています。
展示場内では2頭のクモザルが展示されており、アスレチックのように複雑な形状をした部分を長い尻尾も使って器用に移動する姿も見ることができます。
南米原産の小型のサルの仲間で、樹上で小さな群れを作って生活しています。
カピバラよりも身体は小さいですが、カピバラには上れないアスレチック状を主な生活の場とする事で衝突を避けています。
カピバラは人気の高い動物で多くの水族館・動物園で飼育されています。 げっ歯類(ネズミの仲間)の中では最大の種類で、クモザルと同じように南米に生息しています。
水辺で生活している事から展示場内にも大きな池が用意されています。
メインの生活の場は分けられていますが、クモザルが地面に降りないという訳ではなく上の写真のように地面にいる姿が見られる事もあります。
地面では人気のカピバラがゆっくりとしている姿を見ることができ、上部ではクモザルが器用に移動している姿を見ることができる展示となっています。
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