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動物園・水族館爬虫類図鑑-インドホシガメ(Geochelone elegans)

インドホシガメはインド周辺に分布しているリクガメの仲間で、甲羅にある放射状の模様が名前の由来となっています。

リクガメの中ではペットとして流通する個体数が多い種類です。

 

 

インドホシガメについて!

インドホシガメは甲羅長35cm程度にまで成長するカメ目リクガメ科リクガメ属のカメです。

オスよりもメスの方が大型に成長し、オスは甲羅長20cm以上に成長する事は稀です。

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インドホシガメの背甲は特徴的な模様をしており椎甲板・肋甲板に黄色の放射状の模様があります。

この放射状の模様が星に見えた事が和名の由来になっています。(英名の「Indian star tortoise 」もこの模様が由来です。)

種小名の「elegans」(意味は優雅な)も背中の模様が由来になっていると考えられています。

 

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頭部はあまり大きくなく、首は黄色で不規則な暗色の斑紋が入ります。

食性は植物食傾向の強い雑食で、草木、果実、花などを主に食べ、貝類や昆虫などを食べた記録もあります。

 

和名 インドホシガメ
学名 Geochelone elegans
英名 Indian star tortoise
カメ目(Testudines)
リクガメ科(Testudinidae)
リクガメ属(Geochelone)
分布

インド南部~西部、スリランカ

パキスタン南部

生息環境 サバンナ、藪、森林

インドホシガメはインド南部~西部、スリランカ、パキスタン南部に分布しています。

インドに分布している個体はサバンナや藪に、スリランカに分布している個体はサバンナや熱帯雨林に生息しています。

日本ではペットとしてして飼育される事があり、カメの中でも流通量が多い種類です。

ワシントン条約付属書Ⅰに掲載され、輸出は規制されていますが、日本などに密輸されているのを摘発された例があります。

日本で流通している個体も密輸された個体が混ざって流通している可能性があります。

インドホシガメを展示している施設!

情報は記載当時のJAZAの情報です。(2021年3月更新)

実際に行かれる際には現在も展示しているかどうか確認することをオススメします。(JAZAの情報は古いことも多いので注意してください)

 

インドホシガメを展示しているJAZA加入の施設は40ヵ所です。

展示している施設の一覧は記事の一番下に記載しています。

インドホシガメと足立区生物園

足立区生物園では観察展示室にてインドホシガメを展示しています。

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足立区生物園ではケースの中でインドホシガメを展示しており、距離が近く観察しやすい展示となっています。

このエリアではインドホシガメの他にケヅメリクガメ、パンケーキガメといったリクガメ科が展示されています。

インドホシガメと東山動物園

東山動物園では自然動物館にてインドホシガメを展示しています。

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自然動物館では1Fで夜行性の動物、2Fで爬虫類・両生類を展示しています。

インドホシガメはやや大きめのガラスケースの中で複数の個体が展示されていました。

近くではギリシャリクガメ、パンケーキガメ、ビルマホシガメなどのリクガメの仲間が展示されています。

インドホシガメと鳥羽水族館

鳥羽水族館では奇跡の森エリアにてインドホシガメを展示しています。

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鳥羽水族館では大型のガラスケースの中でインドホシガメを展示しており、多くの個体が同じケースの中で飼育されています。

展示されている個体数が多く、活発に活動していたので観察しやすい展示となっていました。

このエリアではケヅメリクガメ、アルダブラゾウガメ、アカアシガメといったリクガメの仲間が展示されています。

インドホシガメを展示している施設の一覧

インドホシガメを展示しているJAZA加入の施設は40ヵ所です。

円山動物園 登別ニクス 大森山動物園
八木山動物公園 大宮公園 埼玉こども動物公園
上野動物園 羽村市動物公園 足立区生物園
市川市動植物園 野毛山動物園 よこはま動物園
さいたま水族館 サンシャイン水族館 八景島シーパラダイス
遊亀公園動物園 いしかわ動物園 楽寿園
東山動物園 寺泊水族博物館 京都動物園
アドベンチャーワールド 天王寺動物園 王子動物園
鳥羽水族館 池田動物園 とくしま動物園
とべ動物園 高知アニマルランド 安佐動物公園
福山動物園 徳山動物園 しまね海洋館
福岡市動物園 大牟田動物園 九十九島動植物園
長崎バイオパーク 熊本市動植物園 平川動物公園
沖縄こどもの国    

ペットとして流通量の多い種類で、綺麗な見た目をしている事から飼育している施設が多いリクガメです。

 

ここまで

最後までお読みいただきありがとうございます。

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