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動物園・水族館爬虫類図鑑-ニホンマムシ(Gloydius blomhoffii)

ニホンマムシは日本各地に分布している毒蛇で、ハブよりも強い毒性を持ちます。(体が小さいため、注入量が少ないです。)

滋養強壮や漢方などの目的で使用されることもあります。

 

 

 

ニホンマムシについて!

ニホンマムシは体長60cm程度にまで成長する有隣目クサリヘビ科マムシ属のヘビです。

北海道に分布する個体は大型の個体が多く、1m近くにまで成長する個体も多いようです。

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ニホンマムシは茶褐色の体色をしており、薄茶色の縞模様があります。

胴体は体長に対して太く、頭部は三角形をしています。

食性は肉食でネズミなどの小型哺乳類、小型鳥類、トカゲなどの爬虫類、両生類、魚類などを捕食しています。

 

和名 ニホンマムシ
学名 Gloydius blomhoffii
英名 Mamushi
有隣目(Squamata)
クサリヘビ科(Viperidae)
マムシ属(Gloydius)
分布 日本
生息環境 平地、森林、藪

ニホンマムシは北海道・本州・九州に分布しています。

低地や森林、藪の水場の近くで多く見られ、水田などでも見られます。

毒性はハブよりも強いですが、体が小さく噛まれた際に注入される毒量は多くありません。

噛まれた際には6時間以内に血清の投与が推奨されています。

クサリヘビ科単位で特定動物に指定されており、2020年には愛玩目的での飼育が禁止されています。

マムシは漢方薬や滋養強壮などに利用され、栄養ドリンクなどの原料とされることもあります。

ニホンマムシを展示している施設!

情報は記載当時のJAZAの情報です。(2021年3月更新)

実際に行かれる際には現在も展示しているかどうか確認することをオススメします。(JAZAの情報は古いことも多いので注意してください)

 

ニホンマムシを展示しているJAZA加入の施設は6ヵ所です。

展示している施設の一覧は記事の一番下に記載しています。

ニホンマムシと旭山動物園

旭山動物園では両生類・は虫類舎にてニホンマムシを展示しています。

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旭山動物園では上のように岩でレイアウトされた水槽でニホンマムシを展示していました。

両生類・は虫類館では主に日本に生息している爬虫類・両生類を展示しています。

ニホンマムシを展示している施設の一覧

ニホンマムシを展示しているJAZA加入の施設は6ヵ所です。

円山動物園 上野動物園 鳥羽水族館
高知アニマルランド 安佐動物公園 到津の森公園

日本各地に分布しているヘビですが、展示している施設は少ないです。 

 

ここまで

最後までお読みいただきありがとうございます。

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