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動物園・水族館爬虫類図鑑-ミズオオトカゲ(Varanus salvator)

ミズオオトカゲは中国南部から東南アジアにまで分布しているオオトカゲの仲間で、名前の通り水辺の近くで多く見られます。

日本ではペットとして飼育される事もあります。

 

 

ミズオオトカゲについて!

ミズオオトカゲは全長250m以上に成長する有隣目オオトカゲ科オオトカゲ属のトカゲです。

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ミズオオトカゲは黒褐色の体色をしており、尾には淡色と黒色の縞模様があります。

分布域が広く、地域や亜種によって差異があります。

尾を使って泳ぐことも得意な種類で、鋭い爪を使って木に登る事もできます。

 

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吻端は細く、淡色をしており、暗色の縞模様も見られます。

食性は肉食でネズミなどの哺乳類、鳥類、鳥類の卵、爬虫類、両生類、魚類、昆虫、甲殻類など幅広く捕食しています。

 

和名 ミズオオトカゲ
学名 Varanus salvator
英名 Common water monitor
有隣目(Squamata)
オオトカゲ科(Varanidae)
オオトカゲ属(Varanus)
分布

中国南部、アンダマン諸島

東南アジア

生息環境 森林、マングローブ

ミズオオトカゲは中国南部、カンボジア、タイ、スリランカ、ベトナム、ミャンマー、ラオス、アンダマン諸島、インドネシア、マレーシア、シンガポールに分布しています。

幅広い地域に分布していますが、2020年現在には5亜種に分けられています。

・Varanus salvator adamanensis

分布地域:アンダマン諸島(インド)

・Varanus salvator bivittatus

分布地域:インドネシアのジャワ島、スンバ島、バリ島、フローレス島、ロンボック島

・Varanus salvator macromaculatus

分布地域:カンボジア、タイ、ベトナム、ラオス、ミャンマー、インドネシアのスマトラ島、ボルネオ島、マレーシア、シンガポール

・Varanus salvator salvator(基亜種)

分布地域:スリランカ

・Varanus salvator zieglei

分布地域:インドネシアのオビ島

森林やマングローブなど幅広い環境に生息しますが、水辺の近くで見られる事が多いです。

現地では皮や食用、薬品の原料に使用するために狩猟される事もあります。

日本にはペットとして飼育するために輸入される事があります。

ミズオオトカゲを展示している施設!

情報は記載当時のJAZAの情報です。(2021年3月更新)

実際に行かれる際には現在も展示しているかどうか確認することをオススメします。(JAZAの情報は古いことも多いので注意してください)

 

ミズオオトカゲを展示しているJAZA加入の施設は8ヵ所です。

展示している施設の一覧は記事の一番下に記載しています。

ミズオオトカゲと札幌円山動物園

札幌円山動物園ではは虫類・両生類館にてミズオオトカゲを展示しています。

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円山動物園では上のように広い水場がある展示場でミズオオトカゲを展示しており、ガラス面が綺麗で観察しやすい展示となっています。

ミズオオトカゲの他にアメリカドクトカゲ、アルマジロトカゲ、チュウゴクワニトカゲ、トゲチャクワラ、サイイグアナなどトカゲの仲間を多く展示している施設です。

ミズオオトカゲと東山動物園

東山動物園では自然動物館にてミズオオトカゲを展示しています。

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東山動物園では1匹のミズオオトカゲを展示しており、私が訪れた際は上のように横になって眠っていました。

背部に小さな淡色の斑点が散在している個体が展示されていました。

ミズオオトカゲの他にコガネオオトカゲ、サバンナオオトカゲ、グリーンイグアナ、ケイマンイワイグアナなど大型のトカゲも展示されています。

ミズオオトカゲを展示している施設の一覧

ミズオオトカゲを展示しているJAZA加入の施設は8ヵ所です。

円山動物園 かみね動物園 上野動物園
野毛山動物園 東山動物園 天王寺動物園
姫路セントラルパーク 須磨水族園  

 

ここまで

最後までお読みいただきありがとうございます。

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