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動物園・水族館爬虫類図鑑-ハスオビアオジタトカゲ(Tiliqua scincoides)

ハスオビアオジタトカゲはオーストラリアやタニンバル諸島(インドネシア)に分布しているトカゲで、日本ではペットとして飼育される事があります。

 

 

ハスオビアオジタトカゲについて!

ハスオビアオジタトカゲは全長50cm程度にまで成長する有隣目トカゲ科アオジタトカゲ属のトカゲです。

亜種により最大全長は異なり、キタアオジタトカゲが最大亜種で最大60cm程度になります。

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上の個体はヒガシアオジタトカゲです。

ハスオビアオジタトカゲは亜種により外見に差異があります。

ヒガシアオジタトカゲには体側に薄い暗色の縞模様が数本入っている事が多いです。

 

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上の写真はヒガシアオジタトカゲです。

食性は雑食で昆虫、陸棲貝類、小型の哺乳類、花、果実などを捕食しています。

 

和名 ハスオビアオジタトカゲ
学名 Tiliqua scincoides
英名 Common blue-tongued skink
有隣目(Squamata)
トカゲ科(Scincidae)
アオジタトカゲ属(Tiliqua)
分布 タンニバル諸島、オーストラリア
生息環境 森林、草原

ハスオビアオジタトカゲはタニンバル諸島(インドネシア)、オーストラリア北部、南部に分布しています。

ハスオビアオジタトカゲは以下の3亜種に分けられています。

・キタアオジタトカゲ

分布地域:オーストラリア北部

・タニンバールアオジタトカゲ

分布地域:タニンバル諸島

・ヒガシアオジタトカゲ

分布地域:オーストラリア東部

にそれぞれ生息しています。

森林や草原など広い環境に生息しています。

日本ではペットとして飼育される事があり、キタアオジタトカゲが最も多く流通しており、キタアオジタトカゲ、タニンバールアオジタトカゲも流通します。(オーストラリアは野生動物の輸出を禁止していますが、インドネシアは禁止していないため、タニンバールアオジタトカゲは野生個体が流通する事もあります。)

タニンバールアオジタトカゲは他の2亜種と比べると多湿な環境を好むようです。

ハスオビアオジタトカゲを展示している施設!

情報は記載当時のJAZAの情報です。(2021年3月更新)

実際に行かれる際には現在も展示しているかどうか確認することをオススメします。(JAZAの情報は古いことも多いので注意してください)

 

ハスオビアオジタトカゲを展示しているJAZA加入の施設は12ヵ所です。

展示している施設の一覧は記事の一番下に記載しています。

ハスオビアオジタトカゲと登別ニクス(ヒガシアオジタトカゲ)

登別ニクスでは陸族館にてハスオビアオジタトカゲを展示しています。

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登別ニクスでは上のように砂利と岩でレイアウトされたケースでヒガシアオジタトカゲを展示していました。

陸族館ではハスオビアオジタトカゲの他にコガネオオトカゲ、イワヤマプレートトカゲ、オオヒルヤモリといったトカゲ亜目の種類を展示しています。

ハスオビアオジタトカゲと鳥羽水族館(ヒガシアオジタトカゲ)

鳥羽水族館では奇跡の森にてハスオビアオジタトカゲを展示しています。

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鳥羽水族館で展示されているのはヒガシアオジタトカゲで、単独で展示されています。

鳥羽水族館の奇跡の森エリアでは爬虫類・両生類を展示しているエリアで、トカゲの仲間の展示は多くはありませんが、エボシカメレオン、グリーンイグアナ、アンボイナホカケトカゲ、フトアゴヒゲトカゲなどが展示されています。(カメの展示種類数が多いです。)

ハスオビアオジタトカゲを展示している施設の一覧

ハスオビアオジタトカゲを展示しているJAZA加入の施設は12ヵ所です。

そのうち、ヒガシアオジタトカゲを展示しているのが10施設

登別ニクス かみね動物園 埼玉こども動物公園
上野動物園 サンシャイン水族館 日本平動物園
東山動物園 京都動物園 鳥羽水族館
安佐動物公園    

キタアオジタトカゲ を展示しているのが3施設となっています。

東山動物園 天王寺動物園 淡路ファームパーク

東山動物園ではヒガシアオジタトカゲとキタアオジタトカゲを飼育しています。

 

ここまで

最後までお読みいただきありがとうございます。

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