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動物園・水族館爬虫類図鑑-ビルマニシキヘビ(Python bivittatus)

ビルマニシキヘビは東南アジアに分布する大型のニシキヘビで、日本では特定生物に指定されています。

古くから飼育されているニシキヘビの仲間で、様々な見た目の品種が流通していました。

2009年まではインドニシキヘビの亜種であると考えられていました。

 

 

ビルマニシキヘビについて!

ビルマニシキヘビは体長5m以上に成長する有隣目ニシキヘビ科ニシキヘビ属のヘビです。

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ビルマニシキヘビは明るい茶色の体色をしており、黒色で縁取られた茶色の斑紋が体中にあります。

古くからペットとして人気のあったニシキヘビで様々な品種改良種が存在します。

 

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寒い地域に分布している個体は数か月の冬眠を行う事もあります。

食性は肉食で鳥類、小型の哺乳類、両生類、爬虫類などを捕食しています。

大型の個体はワニを捕食する場合もあるようです。

 

和名 ビルマニシキヘビ
学名 Python bivittatus
英名 Burmese python
ヘビ目(Squamata)
ニシキヘビ科(Pythonidae)
ニシキヘビ属(Python)
分布

インド北東部、ネパール、バングラディッシュ

ミャンマー、タイ、ラオスなど

生息環境 森林、沼地、湿原

ビルマニシキヘビはインド東部、ネパール南東部、ブータン西部、バングラディッシュ南東部、ミャンマー、タイ、ラオス、カンボジア、ベトナム、マレーシアなどに分布しています。

草原、沼地、丘陵、森林などの水場の近くに生息しています。

アメリカのフロリダ州に定着しており、ヘビが定着している地域では小型哺乳類の数が激減しているという報告があります。(アメリカでは2012年にビルマニシキヘビの輸入が禁止されました。)

温和な性格をしており、ペットとしても人気のあるニシキヘビですが、大型に成長します。(日本では特定動物に指定されているため、新たに飼育を始める事は不可能です。)

ペットの他に皮や肉を利用するために狩猟される事がああり、IUCNでは絶滅危惧II類に指定されてます。

ビルマニシキヘビを展示している施設!

情報は記載当時のJAZAの情報です。(2021年3月更新)

実際に行かれる際には現在も展示しているかどうか確認することをオススメします。(JAZAの情報は古いことも多いので注意してください)

 

ビルマニシキヘビを展示しているJAZA加入の施設は19ヵ所です。

展示している施設の一覧は記事の一番下に記載しています。

ビルマニシキヘビと円山動物園

円山動物園ではは虫類・両生類館にてビルマニシキヘビを展示しています。

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円山動物園ではあまり大きくない?個体のビルマニシキヘビが展示されており、展示場とガラスが綺麗で非常に観察しやすいです。

円山動物園ではヘビの展示は多くありませんが、カメやトカゲの仲間の展示は充実しており、珍しい種類も見ることができます。

ビルマニシキヘビと東山動物園

東山動物園では自然動物館にてビルマニシキヘビを展示しています。

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東山動物園では上のように体の太い立派な個体が展示されており、高所で丸くなっている事が多いようです。

自然動物園ではビルマニシキヘビの他にアフリカニシキヘビ、カーペットニシキヘビ、ボールニシキヘビといったニシキヘビの仲間が展示されています。

ビルマニキヘビを展示している施設の一覧

ビルマニシキヘビを展示しているJAZA加入の施設は19ヵ所です。

円山動物園 八木山動物公園 那須どうぶつ王国
かみね動物園 東武動物公園 上野動物園
羽村市動物公園 足立区生物園 日本平動物園
東山動物園 天王寺動物園 王子動物園
神戸どうぶつ王国 姫路セントラルパーク とべ動物園
安佐動物公園 福山動物園 徳山動物園
福岡市動物園    

大型に成長するニシキヘビで、温和な性格をしている事から飼育している施設も多い種類です。

 

ここまで

最後までお読みいただきありがとうございます。

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