ベーレンニシキヘビはニューギニア島に分布しているニシキヘビの仲間で、虹色に反射する鱗が特徴です。
標高の高い森林に生息しており、確認される事が少ないため「幻のニシキヘビ」と呼ばれていた事もあります。
JAZA加入の施設では足立区生物園でのみ展示されています。
ベーレンニシキヘビについて!
ベーレンニシキヘビは体長3m程度にまで成長する有隣目ニシキヘビ科オマキニシキヘビ属のヘビです。
ベーレンニシキヘビは黒色や濃褐色の体色をしており、不明瞭な白色の縞模様があります。
上の写真のように光が当たると鱗が虹色に反射します。
幼体は赤褐色の体色に茶色の縞模様があります。
食性は肉食で鳥類、小型の哺乳類等を捕食しています。
和名 | ベーレンニシキヘビ |
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学名 | Morelia boeleni |
英名 | Boelen's python |
目 | 有隣目(Squamata) |
科 | ニシキヘビ科(Pythonidae) |
属 | オマキニシキヘビ属(Morelia) |
分布 | ニューギニア島 |
生息環境 | 森林 |
ベーレンニシキヘビはニューギニア島に分布しています。
標高の高い森林に生息しており、見つかる事が少ないため詳しい生態などは分かっていない部分が多いです。
日本にはペットとして輸入される事がありますが、流通量は少なく非常に高価です。
ベーレンニシキヘビを展示している施設!
情報は記載当時のJAZAの情報です。(2021年3月更新)
実際に行かれる際には現在も展示しているかどうか確認することをオススメします。(JAZAの情報は古いことも多いので注意してください)
ベーレンニシキヘビを展示しているJAZA加入の施設は足立区生物園のみとなっています。
ベーレンニシキヘビと足立区生物園
足立区生物園では観察展示室にてベーレンニシキヘビが展示されています。
足立区生物園はベーレンニシキヘビを展示している唯一の施設で、上のように光に反射する鱗が美しい個体が展示されています。
足立区生物園は大きな施設ではありませんが、ベーレンニシキヘビの他にビルマニシキヘビ、ボア・インペラトール、アオダイショウなどが展示されています。
ヘビだけではなく、哺乳類、魚類、両生類、虫類と幅広い生物を見ることができる施設となっています。
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