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動物園・水族館爬虫類図鑑-ニホンカナヘビ(Takydromus tachydromoides)

ニホンカナヘビは日本各地に分布しているカナヘビの仲間で、草原や低地、低山地など幅広い環境に生息しています。

 

 

ニホンカナヘビについて!

ニホンカナヘビは全長25cm程度にまで成長する有隣目カナヘビ科カナヘビ属のトカゲです。

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ニホンカナヘビは背側は灰褐色の体色をしており、腹側は白色をしています。

背側の表面は大きな鱗をしており、頭部後方から尾の付け根付近まで黒色の縦帯があります。

カナヘビは「愛蛇」と書き、可愛らしいヘビというのが由来のようです。

食性は肉食で昆虫、節足動物、果実や死体などを捕食しています。

 

和名 ニホンカナヘビ
学名 Takydromus tachydromoides
英名 Japanese grass lizard
有隣目(Squamata)
カナヘビ科(Lacertidae)
カナヘビ属(Takydromus)
分布 日本固有種
生息環境 低地、低山地

ニホンカナヘビは日本固有種で、北海道・本州・四国・九州の他に壱岐、隠岐、佐渡嶋、種子島、屋久島、五島列島に分布しています。(対馬にはアムールカナヘビという中国などにも分布しているカナへビが分布しています。)

低地から低山地、草原など幅広い環境で見られます。

1年間に1~6度産卵を行い、1度につき1~8個程度の卵を産みます。

ニホントカゲは卵の保護を行いますが、ニホンカナヘビは卵の保護は行いません。

冬に気温が下がる地域では地中に潜って冬眠します。

ニホンカナヘビを展示している施設!

情報は記載当時のJAZAの情報です。(2021年3月更新)

実際に行かれる際には現在も展示しているかどうか確認することをオススメします。(JAZAの情報は古いことも多いので注意してください)

 

ニホンカナヘビを展示しているJAZA加入の施設は9ヵ所です。

展示している施設の一覧は記事の一番下に記載しています。

ニホンカナヘビと札幌円山動物園

札幌円山動物園ではは虫類・両生類館にてニホンカナヘビを展示しています。

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札幌円山動物園では上のように複雑にレイアウトされたケースの中でニホンカナヘビを展示しており、大きなケースだったので複数の個体が展示されていると考えられます。

私が訪れた際は1匹のニホンカナヘビが木の枝で眠っていました。

は虫類・両生類館では多くの種類が展示されており、珍しい種類の展示も多いです。

ニホンカナヘビを展示している施設の一覧

ニホンカナヘビを展示しているJAZA加入の施設は9ヵ所です。

円山動物園 千歳水族館 かみね動物園
大崎公園子供動物園 狭山智光山動物園 上野動物園
横浜金沢動物園 いしかわ動物園 姫路水族館

 

ここまで

最後までお読みいただきありがとうございます。

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