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動物園・水族館爬虫類図鑑-ヒゲミズヘビ(Erpeton tentaculatum)

ヒゲミズヘビは名前の通り、吻端にヒゲ状の1対の突起があるのが特徴のミズヘビの仲間です。

陸上に上がる事はほとんどなく、一生のほとんどを水中で過ごします。

 

 

ヒゲミズヘビについて!

ヒゲミズヘビは体長60cm程度にまで成長する有隣目ミズヘビ科ヒゲミズヘビ属のヘビです。

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ヒゲミズヘビは茶褐色や灰褐色の体色をしており、体側に縞模様や暗色の斑紋が入ります。

陸上に上がる事はほとんどなく、ほとんどを水中で生活しています。

 

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吻端に髭上の突起が1対あり、この突起を使って水中の振動を感知する事で濁った環境下でも周囲の状態を把握していると考えらえています。

口の奥にある牙には弱い毒を持ちます。

食性は肉食で魚類や甲殻類、両生類等を捕食しています。

 

和名 ヒゲミズヘビ
学名 Erpeton tentaculatum
英名 Tentacled Snake
有隣目(Squamata)
ミズヘビ科(Homalopsidae)
ヒゲミズヘビ属(Erpeton)
分布 カンボジア、タイ、ベトナム
生息環境 沼、湖

ヒゲミズヘビはカンボジア、タイ、ベトナムに分布しています。

水草が生い茂るような流れの緩やかな環境に生息しています。

他の多くのヘビとは異なり、胎生で繁殖し、一度に5~13匹程度を出産します。

日本ではペットとして飼育される事があり、ミズヘビの仲間の中では流通している個体数が多い種類です。

ヒゲミズヘビを展示している施設!

情報は記載当時のJAZAの情報です。(2021年3月更新)

実際に行かれる際には現在も展示しているかどうか確認することをオススメします。(JAZAの情報は古いことも多いので注意してください)

 

ヒゲミズヘビを展示しているJAZA加入の施設は鳥羽水族館のみで展示されています。

ヒゲミズヘビと鳥羽水族館

鳥羽水族館では特別展示室前のエリアにてヒゲミズヘビを展示していました。(2020年10月時点)

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私が訪れた際は擬態している生物を展示しており、その中でヒゲミズヘビが展示されていました。(JAZA加入の施設では唯一ヒゲミズヘビを展示している施設です。)

鳥羽水族館は飼育種類数が国内で最も多い施設として知られていますが、ヘビの仲間の展示は多くなく、ヒゲミズヘビの他にオオミズヘビ、グリーンパイソンが展示されています。

この施設でしか見られない種類も多いので、生き物が好きな方にはオススメの施設となっています。

 

ここまで

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