オオヒルヤモリはマダガスカル島東部に分布している昼行性の緑色のヤモリです。
マダガスカル島に分布している事から「マダガスカルヒルヤモリ」や「マダガスカルミドリヤモリ」と呼ばれる事があります。
この記事ではオオヒルヤモリで統一しています。
オオヒルヤモリについて!
オオヒルヤモリは全長24cm程度にまで成長する有隣目ヤモリ科ヒルヤモリ属のトカゲです。
オオヒルヤモリは緑色の体色をしており、個体によっては背中に赤色の模様があります。
吻端から目の後方まで赤褐色の筋模様があります。
食性は雑食で昆虫、節足動物、爬虫類、果実、花などを捕食しています。
和名 | オオヒルヤモリ |
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学名 | Phelsuma madagascariensis |
英名 | Madagascar day gecko |
目 | 有隣目(Squamata) |
科 | ヤモリ科(Gekkonidae) |
属 | ヒルヤモリ属(Phelsuma) |
分布 | マダガスカル島東部 |
生息環境 | 森林 |
オオヒルヤモリはマダガスカル島東部に分布しています。
低地から標高1,000m程度までの森林に分布しており、樹上で生活しています。
ヤモリは夜行性の種類が多いですが、ヒルヤモリ属の仲間は昼行性です。(ヒルヤモリ属の多くはマダガスカル島に分布しています)
生息環境の開発、ペット目的の乱獲により生息数は減少しています。
1977年にヒルヤモリ属単位でワシントン条約付属書IIに掲載されています。
日本でもペットとして人気のある種類で、輸入されています。
オオヒルヤモリを展示している施設!
情報は記載当時のJAZAの情報です。(2021年3月更新)
実際に行かれる際には現在も展示しているかどうか確認することをオススメします。(JAZAの情報は古いことも多いので注意してください)
オオヒルヤモリを展示しているJAZA加入の施設は5ヵ所です。
展示している施設の一覧は記事の一番下に記載しています。
オオヒルヤモリと登別ニクス
登別ニクスでは陸族館にてオオヒルヤモリを展示しています。(展示名はマダガスカルヒルヤモリでした。)
登別ニクスではシンプルなケースでオオヒルヤモリを展示していました。
ケースがややスモークになっていますが、緑色の綺麗な個体を見ることができます。
陸族館では爬虫類・両生類が展示されており、JAZA加入の施設のうち登別ニクスでしか展示されていない種類もいます。
オオヒルヤモリを展示している施設の一覧
オオヒルヤモリを展示しているJAZA加入の施設は5ヵ所です。
登別ニクス | アクアパーク品川 | 東山動物園 |
天王寺動物園 | しまね海洋館 |
ここまで
最後までお読みいただきありがとうございます。