シマヘビは体にある縦縞模様が名前の由来になっているヘビの仲間で、ペットとして飼育される事があります。
黒化個体はカラスヘビと呼ばれています。
シマヘビについて!
シマヘビは体長1.5m以上に成長する有隣目ナミヘビ科ナメラ属のヘビです。
シマヘビは茶褐色の体色をしており、4本の黒色の縦縞模様があります。
種小名の「quadrivirgata」は四つの縞という意味で、この縞模様が由来となっています。
上の写真のような黒化個体も存在し、カラスヘビと呼ばれています。
食性は肉食で小型の哺乳類、小型鳥類、爬虫類、両生類など幅広く捕食しており、特に両生類を好みます。
和名 | シマヘビ |
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学名 | Elaphe quadrivirgata |
英名 | Japanese striped snake |
目 | 有隣目(Squamata) |
科 | ナミヘビ科(Colubridae) |
属 | ナメラ属(Elaphe) |
分布 | 日本固有種 |
生息環境 | 河川敷、森林、草原 |
シマヘビは北海道、本州、四国、九州、大隅諸島に分布している日本固有種です。
河川敷に多く見られ、森林や草原でも見られます。
アオダイショウが樹上性が強いのに比べ、シマヘビは地上にいる事が多いです。
個体によって色彩の変化が大きく、ペットとして飼育される事もあります。
食料として利用されていた時代もあるようです。(アオダイショウよりも味の評価が良いようです。)
シマヘビを展示している施設!
情報は記載当時のJAZAの情報です。(2021年3月更新)
実際に行かれる際には現在も展示しているかどうか確認することをオススメします。(JAZAの情報は古いことも多いので注意してください)
シマヘビを展示しているJAZA加入の施設は23ヵ所です。
展示している施設の一覧は記事の一番下に記載しています。
シマヘビと千歳水族館
千歳水族館では学習ゾーンにてシマヘビを展示しています。
千歳水族館ではカラスヘビと呼ばれるシマヘビの黒化個体が展示されており、綺麗なケースで展示されているので観察しやすいです。
この水槽の隣では青みが強い綺麗なアオダイショウが展示されていました。
シマヘビと東山動物園
東山動物園では自然動物館にてシマヘビを展示しています。
東山動物園では上のようにノーマルの個体が展示されており、綺麗な個体を見ることができます。
この近くではアオダイショウ、アカダイショウ(コーンスネーク)、キイロネズミヘビなどのナミヘビ科のヘビを展示しています。
シマヘビを展示している施設の一覧
シマヘビを展示しているJAZA加入の施設は23ヵ所です。
円山動物園 | 千歳水族館 | 八木山動物公園 |
福島海洋科学館 | かみね動物園 | 大宮公園 |
大崎公園子供動物園 | 狭山智光動物園 | 大島公園 |
野毛山動物園 | 横浜金沢動物園 | いしかわ動物園 |
日本平動物園 | 東山動物園 | 碧南水族館 |
京都動物園 | 須磨水族園 | 姫路水族館 |
とべ動物園 | 高地アニマルランド | 到津の森公園 |
熊本市動植物園 | フェニックス動物園 |
ここまで
最後までお読みいただきありがとうございます。