パンサーカメレオンはマダガスカル北部、レユニオンに分布しているカメレオンで、地域によって色彩の差が大きいです。
日本ではペットとして飼育される事があり、エボシカメレオンなどと並び流通量が多い種類です。
パンサーカメレオンについて!
パンサーカメレオンは全長50cm程度にまで成長する有隣目カメレオン科フサエカメレオン属のトカゲです。
オスの方が大型に成長し、メスは30cm程度にまでしか成長しません。
パンサーカメレオンは地域ごとに色彩や模様が大きく異なり、体の中央部に淡青色や薄い青色の縦筋模様があります。(個体によっては明るい赤色や黄色、青色の個体もいます。)
地域ごとに色彩の変異が大きいのはオスのみで、メスは地域差はあまりないようです。
オスには吻端に瘤状の突起があります。
食性は肉食で昆虫や節足動物等を捕食しています。
和名 | パンサーカメレオン |
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学名 | Furcifer pardalis |
英名 | Panther chameleon |
目 | 有隣目(Squamata) |
科 | カメレオン科(Chamaeleonidae) |
属 | フサエカメレオン属(Furcifer) |
分布 | マダガスカル北部、レユニオン |
生息環境 | 原生林 |
パンサーカメレオンはマダガスカル北部、レユニオン島に分布しています。
原生林・二次林に生息しています。
日本にもペットとして輸入される事があり、繁殖個体が流通する事も多いです。
地域により大きな色彩の変異があり、産地名が明記されて販売されます。
飼育が難しい種類が多いカメレオンの中では飼育難易度が易しい種類と言われており、カメレオンの仲間の中では流通量も多い種類です。
パンサーカメレオンを展示している施設!
情報は記載当時のJAZAの情報です。(2021年3月更新)
実際に行かれる際には現在も展示しているかどうか確認することをオススメします。(JAZAの情報は古いことも多いので注意してください)
パンサーカメレオンを展示しているJAZA加入の施設は5ヵ所です。
展示している施設の一覧は記事の一番下に記載しています。
パンサーカメレオンと東山動物園
東山動物園では自然動物館にてパンサーカメレオンを展示しています。
東山動物園では赤褐色と緑色の縞模様があり、口元と体の中央部が淡青色になっている個体が展示されていました。
パンサーカメレオンを展示しているケースの隣ではエボシカメレオンを展示しています。(エボシカメレオンのオスは烏帽子をかぶったように頭部が盛り上がっているので見分ける事ができます。)
パンサーカメレオンを展示している施設の一覧
パンサーカメレオンを展示しているJAZA加入の施設は5ヵ所です。
上野動物園 | アクアパーク品川 | 東山動物園 |
姫路セントラルパーク | のいち動物公園 |
JAZA加入の施設では3種類のカメレオンが展示されており、エボシカメレオンに次いで2番目に展示施設が多い種類です。
ここまで
最後までお読みいただきありがとうございます。