コリドラス・パンダはパンダのような模様が特徴のコリドラスの仲間で、日本国内では観賞魚として流通しています。
コリドラス・パンダについて!
コリドラス・パンダは体長5cm程度にまで成長するナマズ科カリクティス科コリドラス属の魚です。
コリドラス・パンダは赤みがかった体色をしており、目を通る斑紋、尾柄部の斑紋、背鰭の斑紋があり、この模様がパンダのように見えることが名前の由来となっています。
派手な見た目から品種改良種のように思えますが、アマゾン川原産の魚です。
食性は雑食で水生昆虫、甲殻類、藻類等を捕食しています。
和名 | コリドラス・パンダ |
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学名 | Corydoras panda |
英名 | Panda corydoras |
目 | ナマズ目(Siluriformes) |
科 | カリクティス科(Callichthyidae) |
属 | コリドラス属(Corydoras) |
分布 | ペルー、エクアドル |
生息環境 |
河川 |
コリドラス・パンダはアマゾン川の上流部で見られます。(ペルー、エクアドル)
水の澄んだ流れの速い環境で見られ、生息環境の水温は16~28℃と幅広いです。
ユニークな見た目からコリドラスの中でも観賞魚として人気の高い種類で、多く流通しています。
コリドラス・パンダはコリドラスの中では繁殖が易しい部類の種類で、水槽内で繁殖を狙う事もできます。
アヌビスナナのような葉の大きな水草に卵を産み付けます。
コリドラス・パンダを展示している施設!
情報は記載当時のJAZAの情報です。(2021年3月更新)
実際に行かれる際には現在も展示しているかどうか確認することをオススメします。(JAZAの情報は古いことも多いので注意してください)
コリドラス・パンダを展示しているJAZA加入の施設は2ヵ所です。
展示している施設の一覧は記事の一番下に記載しています。
コリドラス・パンダと新江ノ島水族館
新江ノ島水族館では皇室ご一家の生物学ご研究エリアにてコリドラス・パンダを展示しています。
新江ノ島水族館では小型のナマズが展示されている水槽の中でコリドラス・パンダを展示しています。
この水槽ではコリドラス・パンダの他にコリドラス・ハスタートゥス、トランスルーセントグラスキャットフィッシュ、サカサナマズが展示されています。
このエリアではこの水槽以外にもナマズの仲間が多く展示されており、他の施設では見られない珍しい種類を見ることもできます。
コリドラス・パンダを展示している施設の一覧
コリドラス・パンダを展示しているJAZA加入の施設は2ヵ所です。
男鹿水族館 | サンシャイン水族館 |
JAZA加入の施設ではありませんが、新江ノ島水族館で展示されているのを確認しました。(2020年11月時点)
観賞魚として多く流通している種類ですが、展示している施設は少ないです。
ここまで
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