ポリプテルス・セネガルスはポリプテルスの仲間の中でも小型種で流通量が多く観賞魚として人気の高い種類です。
性格は温和で他の大型魚と混泳されることもあります。
ポリプテルス・セネガルスについて!
ポリプテルス・セネガルスは50cm程度に成長するポリプテルス目ポリプテルス科ポリプテルス属の魚です。
飼育下では30cm程度で成長が止まることが多いようです。
ポリプテルス・セネガルスは褐色系の体色をしており模様が少ないです。
ポリプテルスは多くの鰭という意味(poly pterus)で、名前の通り鰭の範囲が広いです
他のポリプテルス属と比べると下あごがやや突出します。
食性は肉食で魚類等を捕食します。(飼育下では人工飼料にも慣れるようです。)
和名 | ポリプテルス・セネガルス |
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学名 | Polypterus senegalus |
英名 | Gray bichir |
目 | ポリプテルス目(Polypteriformes) |
科 | ポリプテルス科(Polypteridae) |
属 | ポリプテルス属(Polypterus) |
分布 |
アフリカ大陸 |
生息環境 | 河川、池沼 |
ポリプテルス・セネガルスはセネガルやチャドなどのアフリカ大陸に生息しています。
現地では流れのない河川や池沼で物陰に隠れて生活しており、白亜紀から姿を変えていない古代魚です。
ポリプテルス・セネガルスは観賞魚として最も一般的に流通するポリプテルスの一つで、小型で飼育しやすことから人気があるようです。
国内では大量に流通していますが、ワイルド個体は稀でほとんどが東南アジアで養殖された個体が輸入されています。
自然下では50cmまで成長しますが、飼育下では30cm程度で止まることが多いようです。(ロングフィンタイプやアルビノタイプといった品種改良種も流通しています。)
餌は生き餌や人工飼料をバランス良く与える必要があります。
ポリプテルス・セネガルスを展示している水族館!
情報は記載当時のJAZAや水槽の情報です。(2020年9月更新)
実際に行かれる際には現在も展示しているかどうか確認することをオススメします。(JAZAの情報は古いことも多いので注意してください)
ポリプテルス・セネガルスを展示しているJAZA加入の施設はアクアパーク品川のみとなっています。
観賞魚としては多く流通していますが、展示している施設は少ないようです。
同じポリプテルス属でセネガルスよりも大型に成長するポリプテルス・エンドケリーはJAZA加入の施設のうち8ヵ所で展示されています。
ポリプテルス・セネガルスとアクアパーク品川
アクアパーク品川ではアクアジャングルエリアにてポリプテルス・セネガルスを展示しています。
アクアパーク品川のアクアジャングルエリアでは、ポリプテルス・セネガルス以外にもピラルクやコロソマなどの大型淡水魚を展示しています。
その他に小型の熱帯魚の展示も豊富で、爬虫類・両生類、カピバラまで展示されています。
ポリプテルス・セネガルスを展示していた水槽も陸上部分ではパンサーカメレオンを展示していました。(私が訪れた際は見つけられませんでしたが…)
他のエリアとは少し変わったエリアになっており、大型の熱帯魚水槽を展示している関係上少し蒸し暑いです。
ここまで
最後までお読みいただきありがとうございます。