ボウズギンポは頭部に白色の斑点があるのが特徴の魚で、日本では主に北海道で見られます。
オオカミウオに似た体型をしていますが、展示している水族館はオオカミウオよりも少ないです。
ボウズギンポについて!
ボウズギンポは体長80cm以上に成長するスズキ目ボウズギンポ科ボウズギンポ属の魚です。
ボウズギンポは茶褐色の体色をしており、頭部には白色の斑点があります。
体型はオオカミウオに似ていますが、ボウズギンポの頭部には白色の斑点がある事、口が小さい事で見分ける事ができます。
腹鰭は無く、海底でじっとしている事が多いです。
食性は肉食で軟体動物や甲殻類等を捕食しています。
和名 | ボウズギンポ |
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学名 | Zaprora silenus |
英名 | Prowfish |
目 | スズキ目(Perciformes) |
科 | ボウズギンポ科(Zaproridae) |
属 | ボウズギンポ属(Zaprora) |
分布 |
北日本太平洋沿岸、オホーツク海 カリフォルニア以北のアメリカ西岸 |
生息環境 | 底部 |
ボウズギンポは北日本、オホーツク海~カリフォルニア州、アラスカなどの太平洋北部で見られます。
国内では千葉県~北海道知床の太平洋側沿岸、千鳥列島などで見られます。
水深800mまでの海底で見られますが、特に200m以浅に多いです。
国内では主に北海道の底引き網等で漁獲されており、漁獲量は少ないです。
漁獲量は少ないですが、味が良いため高値で取引されています。
ボウズギンポを展示している施設!
情報は記載当時のJAZAの情報です。(2021年1月更新)
実際に行かれる際には現在も展示しているかどうか確認することをオススメします。(JAZAの情報は古いことも多いので注意してください)
ボウズギンポを展示しているJAZA加入の施設は2ヵ所です。
展示している施設の一覧は記事の一番下に記載しています。
ボウズギンポと市立室蘭水族館
市立室蘭水族館では本館内の水槽でボウズギンポを展示しています。(2020年9月時点)
市立室蘭水族館では上のように障害物のないシンプルな水槽でボウズギンポを展示しています。
大きな個体は展示されていませんが、複数の個体が展示されており、餌を食べるために水槽内を泳ぎ回るボウズギンポを見ることができました。
この水槽ではボウズギンポの他にサメガレイ、エゾニチリンヒトデが展示されています。
ボウズギンポを展示している施設の一覧
ボウズギンポを展示しているJAZA加入の施設は2ヵ所です。
登別ニクス | 福島海洋科学館 |
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