広告 水族館魚図鑑 水族館魚図鑑-スズメダイ科

水族館魚図鑑-ビオラリボンスズメダイ(Neopomacentrus azysron)

ビオラスズメダイの成魚は灰褐色と黄色のツートンカラーのスズメダイの仲間で、国内ではあまり見られない種類です。

 

 

ビオラリボンスズメダイについて!

ビオラリボンスズメダイは6cm程度にまで成長するスズキ目スズメダイ科リボンスズメダイ属の魚です。

f:id:itsuwalove777:20200902092037j:plain

ビオラリボンスズメダイは灰褐色~黒色の体色をしており、体の尾鰭付近、尾鰭、背鰭・胸鰭の後端部が黄色になります。

鰓蓋付近に黒色の斑点があるのが特徴です。

幼魚は体の体色が薄く透明っぽくなりますが、尾鰭の近くは成魚と同じく黄色になります。

食性は雑食で動物プランクトン等を捕食します。

 

和名 ビオラリボンスズメダイ
学名 Neopomacentrus azysron
英名 Yellowtail demoiselle
スズキ目(Perciformes)
スズメダイ科(Pomacentridae)
リボンスズメダイ属(Neopomacentrus)
分布

インド洋~西部太平洋

生息環境 サンゴ礁

ビオラリボンスズメダイはインド洋~西部太平洋に生息しており、国内では西表島島で見ることができます。

サンゴ礁や汽水域で見ることができますが、国内ではほとんど見られません。

体が小さいため食用として利用されることはありません。

ビオラリボンスズメダイを展示している水族館!

情報は記載当時のJAZAや水槽の情報です。(2020年5月更新)

実際に行かれる際には現在も展示しているかどうか確認することをオススメします。(JAZAの情報は古いことも多いので注意してください)

 

ビオラリボンスズメダイを展示しているJAZA加入の施設はありません。

ルリスズメダイの一部の種類と見た目が似ており、ルリスズメダイ属の魚の方が綺麗な瑠璃色になるためかほとんど展示されていない種類です。

JAZA加入の施設以外では東京都の板橋区熱帯環境植物館にて展示されていました。(2020年8月時点)

ビオラリボンスズメダイと板橋区熱帯環境館

JAZA加入の施設ではありませんが、板橋区熱帯環境植物館にてビオラリボンスズメダイを展示していました。

f:id:itsuwalove777:20200902104109j:plain

板橋区熱帯環境植物館ではビオラリボンスズメダイ以外にも様々なスズメダイの仲間が展示されており、他の水族館ではあまり見られないような種類も展示されています。

板橋区熱帯環境植物館という名前の施設ですが、施設内にミニ水族館が併設されており独特な展示種類が展示されているため大型の施設でも見られない魚が多いです。

 

ここまで

最後までお読みいただきありがとうございます。

-水族館魚図鑑, 水族館魚図鑑-スズメダイ科