広告 水族館魚図鑑 水族館魚図鑑-スズメダイ科

水族館魚図鑑-ハマクマノミ(Amphiprion frenatus)

ハマクマノミは国内に生息している6種類のクマノミのうちの1種ですが、知名度が低めの種類です。

ハナビラクマノミとは名前や見た目が似ていますが別種です。

 

 

ハマクマノミについて!

ハマクマノミは最大で12cm程度まで成長するスズキ目スズメダイ科クマノミ属の魚です。

オス→メスに性転換する種類のためメスの方が大きくなります。

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ハマクマノミは頭部の後ろに白い1本入っているのが特徴です。

ハナビラクマノミに少し似ていますが、白線がハマクマノミの方が太く、ハナビラクマノミはピンク色の体色をしているので見分けることができます。

上の個体は明るい橙色をしており、オスの個体になります。

 

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オスの比べると暗い色をしているのがメスになり、オスよりも大型です。

ハマクマノミも他のクマノミと同じくイソギンチャクを宿主として共生しています。

ハマクマノミはイソギンチャクを食べることもあるようですが…

夏場に産卵を行い、1度の産卵で1,000個もの卵を産むようです。

ハマクマノミの成魚は上の写真のように、白線が1本で他のクマノミとも見分けやすいですが、幼魚は3本の白線があります。

同じく3本の白線を持つ種類として有名なのはカクレクマノミがいます。

カクレクマノミの幼魚・成魚は2本目の白線が変わった形をしているので見分けることができます

 

和名 ハマクマノミ
学名 Amphiprion frenatus
英名 Tomato clownfish
スズキ目(Perciformes)
スズメダイ科(Pomacentridae)
クマノミ属(Amphiprion)
分布

西部太平洋、アフリカ東岸

生息環境 サンゴ礁

ハマクマノミは西部太平洋とアフリカの東岸で見られ、国内では奄美大島以南に生息しています。

英名では「Tomato clownfish」と体色がトマトの色に似ていることが由来となっていますが、英語圏ではオレンジ色のトマトが多いのでしょうか??

ハマクマノミは食用としては利用されていませんが、綺麗な見た目から観賞魚として流通することがあります。

カクレクマノミなどに比べると流通することが少ないためか、カクレクマノミと比べるとやや高価です。

ハマクマノミを展示している水族館!

情報は記載当時のJAZAや水槽の情報です。(2020年5月更新)

実際に行かれる際には現在も展示しているかどうか確認することをオススメします。(JAZAの情報は古いことも多いので注意してください)

 

ハマクマノミを展示しているJAZA加入の施設は33ヶ所となります。

展示している施設の一覧は記事の一番下に記載しています。

 

ハマクマノミと すみだ水族館

すみだ水族館ではサンゴ礁水槽の2つ目の水槽に展示されています。

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この水槽ではオスとメスのペアで展示されています。

幅広の大きな水槽ですが観察しやすい場所にイソギンチャクが設置しており、その付近を離れないので観察しやすいです。

この水槽ではハマクマノミの他にミスジリュウキュウスズメダイやマンジュウイシモチ、ニシキテグリなど人気の高い小型種が展示されています。

 

ハマクマノミを展示している水族館の一覧

ハマクマノミを展示しているJAZA加入の施設は33ヶ所となります。

小樽水族館 サンピアザ水族館 福島海洋科学館
大洗水族館 鴨川シーワールド 葛西臨海水族園
しながわ水族館 アクアパーク品川 すみだ水族館
八景島シーパラダイス 新潟市水族館 寺泊水族博物館
三津シーパラダイス 下田海中水族館 東海大海洋博物館
魚津水族館 のとじま水族館 南知多ビーチランド
碧南水族館 名古屋港水族館 宮津水族館
京都水族館 志摩マリンランド 大阪海遊館
城崎マリンワールド 姫路水族館 しまね海洋館
足摺海洋館 宮島水族館 海の中道水族館
大分マリーンパレス かごしま水族館 美ら海水族館

観賞魚として人気が高く、一般的に流通している魚ということもあり全国の施設で展示されています。

関東よりも北側は展示施設が若干少ないです。

 

ここまで

最後までお読みいただきありがとうございます。

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