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水族館魚図鑑-シチセンベラ(Choerodon fasciatus)

シチセンベラは非常に派手な見た目をしているベラの仲間で、体側にある7本の横帯が名前の由来になっています。

綺麗な見た目から観賞魚として流通することがありますが、大きく成長した個体は気性が荒くなるようです。

 

 

シチセンベラについて!

シチセンベラは30cm程度にまで成長するスズキ目ベラ科イラ属の魚です。

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シチセンベラは非常に派手な色をした魚で身体の前半部は赤系の体色で、後半部は黒っぽい体色になります。

尻尾は白色で縁が赤色、体側には白色の横帯が7本あり名前の由来にもなっています。 

 

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正面から見ると上の写真のようになっており、鋭い歯を持ち頭部には縞模様が入っています。

食性は肉食で甲殻類や貝類などを幅広く捕食します。 

 

和名 シチセンベラ
学名 Choerodon fasciatus
英名 Harlequin tuskfish
スズキ目(Perciformes)
ベラ科(Labridae)
イラ属(Choerodon)
分布

西部太平洋

生息環境 岩礁・サンゴ礁

シチセンベラは琉球列島~台湾、オーストラリア、ニューカレドニアなど西部太平洋に生息しています。

水深35m以浅のサンゴ礁に生息しています。

英名では「Harlequin tuskfish 」と呼ばれており、道下者(Harlequin)のような派手な見た目が名前の由来だと思われます。

アサリを口で掴んで岩場まで移動し、岩に叩きつけて殻を割る行動が確認されています。

国内でも観賞魚としても流通することがあります。

混泳する相手を選ぶのがやや難しく、小型の個体は臆病で成長すると他の魚に対して攻撃的になります。

シチセンベラを展示している水族館!

情報は記載当時のJAZAや水槽の情報です。(2020年9月更新)

実際に行かれる際には現在も展示しているかどうか確認することをオススメします。(JAZAの情報は古いことも多いので注意してください)

 

シチセンベラを展示しているJAZA加入の施設は6ヵ所です。

展示している施設の一覧は記事の一番下に記載しています。

シチセンベラとアクアパーク品川

アクアパーク品川ではコーラルカフェバーエリア横の水槽でシチセンベラを展示しています。

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上の写真のように横並びにいくつかの水槽が並んでいる場所で、一番右側の水槽にシチセンベラを展示しています。

このエリアの水槽はゆったりとしたスペースの中で展示されているため、飼育密度が低く観察しやすい水槽になっています。

このエリア内の水槽ではシチセンベラの他にバイカラードティーバックやパウダーブルータン、キンリンサザナミハギ、イナズマヤッコなどが展示されていました。

シチセンベラを展示している水族館の一覧

シチセンベラを展示しているJAZA加入の施設は6ヵ所です。

サンシャイン水族館 アクアパーク品川 名古屋港水族館
志摩マリンランド 大阪海遊館 かごしま水族館

シチセンベラは関東より西側に展示施設が固まっています。

イラ属の他の魚ではイラやシロクラベラを展示している施設があり、シロクラベラが最も展示されている施設が少ないです。

 

ここまで

最後までお読みいただきありがとうございます。

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