エゾアイナメは日本国内では北海道で見られるアイナメの仲間で、アイナメよりもやや細い見た目をしています。
日本国内では小樽水族館と八景島シーパラダイスで展示されています。
エゾアイナメについて!
エゾアイナメは体長40cm程度にまで成長するスズキ目アイナメ科アイナメ属の魚です。
エゾアイナメは茶色や褐色の体色をしており、白色の小さな斑点が散在しています。
アイナメに似ていますが、背鰭棘数が22~24本である事で見分けることができます。(背鰭の中央付近にアイナメよりも目立つ欠刻があり、アイナメよりも細身です。)
食性は肉食で多毛類、甲殻類、小型の魚類を捕食しています。
和名 | エゾアイナメ |
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学名 | Hexagrammos stelleri |
英名 | |
目 | スズキ目(Perciformes) |
科 | アイナメ科(Hexagrammidae) |
属 | アイナメ属(Hexagrammos) |
分布 |
オホーツク海、 ベーリング海、北アメリカ沿岸 |
生息環境 | 岩礁 |
エゾアイナメは北海道、オホーツク、ベーリング海~北アメリカ西岸に生息しています。
水深の浅い岩礁や藻場に生息しています。
刺し網などで漁獲され、日本国内では北海道でのみ漁獲されるようです。
アイナメと区別せず、「アイナメ」として扱われることがほとんどです。
エゾアイナメを展示している施設!
情報は記載当時のJAZAの情報です。(2021年1月更新)
実際に行かれる際には現在も展示しているかどうか確認することをオススメします。(JAZAの情報は古いことも多いので注意してください)
エゾアイナメを展示しているJAZA加入の施設は2ヵ所です。
展示している施設の一覧は記事の一番下に記載しています。
エゾアイナメと小樽水族館
小樽水族館ではオホーツク海とベーリング海の魚エリアにてエゾアイナメを展示しています。
小樽水族館ではドーナツ型の水槽でエゾアイナメが展示されており、上の写真のように窓際にカジカやアイナメの仲間を見る事もできます。
小樽水族館の中でも多くの種類を展示しており、オホーツク海やベーリング海など冷たい海域に生息している魚が展示されています。
この水槽ではエゾアイナメの他にアイナメ、カジカ類、オヒョウ、他のカレイ類、サクラマス、アメマスなどが展示されています。
エゾアイナメを展示している施設の一覧
エゾアイナメを展示しているJAZA加入の施設は2ヵ所です。
小樽水族館 | 八景島シーパラダイス |
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