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水族館魚図鑑-クジメ(Hexagrammos agrammus)

クジメはアイナメによく似たアイナメ科の魚で、アイナメと混同されている事も多いです。

アイナメよりもやや小型で、味はアイナメの方が良いと言われています。

 

 

クジメについて!

クジメは体長30cm程度にまで成長するスズキ目アイナメ科アイナメ属の魚です。

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アイナメは環境に合わせて体色を変化させるため、体色は個体差が大きいです。

体側には小さな白色の斑点が多く見られ、胸鰭基部の上に黒色の斑点がある場合も多いです。

よく似ているアイナメとは

①クジメの尾鰭の後端が弧を描くこと

②側線の数の違い(アイナメ:5、クジメ:1)

③クジメの背鰭の中央部に欠刻があること

で見分けることができます。

食性は肉食で甲殻類や軟体動物等を捕食しています。

 

和名 クジメ
学名 Hexagrammos agrammus
英名 Spotbelly Greenling
スズキ目(Perciformes)
アイナメ科(Hexagrammidae)
アイナメ属(Hexagrammos)
分布

北海道~長崎、~黄海

生息環境

岩礁、藻場

クジメは北海道~長崎、瀬戸内海、朝鮮半島等の西部太平洋に生息しています。

水深の浅い藻場や岩礁で見られます。

他のアイナメ科の種類と比較すると水温が高い地域でも見られる種類です。

釣りなどで漁獲され、アイナメと同じように食用として利用されています。

クジメを展示している施設!

情報は記載当時のJAZAの情報です。(2020年12月更新)

実際に行かれる際には現在も展示しているかどうか確認することをオススメします。(JAZAの情報は古いことも多いので注意してください)

 

クジメを展示しているJAZA加入の施設は16ヵ所です。

展示している施設の一覧は記事の一番下に記載しています。

クジメと鳥羽水族館

鳥羽水族館では伊勢志摩の海・日本の海エリアにてクジメを展示しています。

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鳥羽水族館では上のような岩でレイアウトされた水槽の中でクジメを展示しており、岩の上に張り付いている事が多いです。

この水槽ではクジメの他に、クエ、カサゴ、アカハタ、キジハタ、オヤビッチャ、コガネスズメダイ、クロホシイシモチ、オキゴンベなどが展示されています。

クジメを展示している施設の一覧

クジメを展示しているJAZA加入の施設は16ヵ所です。

福島海洋科学館 鴨川シーワールド 新潟市水族館
上越水族博物館 寺泊水族博物館 のとじま水族館
越前松島水族館 南知多ビーチランド 碧南水族館
鳥羽水族館 志摩マリンランド 須磨水族園
姫路水族館 しまね海洋館 宮島水族館
海の中道水族館    

同じアイナメ科のアイナメもクジメと同じ16ヵ所の施設で展示されています。(JAZA加入の施設のみカウント)

 

 

ここまで

最後までお読みいただきありがとうございます。

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