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水族館魚図鑑-オイランハゼ(Cryptocentrus melanopus)

オイランハゼはイトヒキハゼ属の仲間で、発色が良い個体は非常に綺麗な見た目をしたハゼの仲間です。

テッポウエビの仲間と共生することでも知られています。

 

 

オイランハゼについて!

オイランハゼは体長12cm程度にまで成長するスズキ目ハゼ科イトヒキハゼ属の魚です。f:id:itsuwalove777:20201031142941j:plain

オイランハゼは体側に7本の暗色横縞があり、青色の小さな斑点があります。

頭部付近の他に、背側、背鰭、腹鰭にピンク色の斑紋を持ちます。

食性は肉食で甲殻類やプランクトン等を捕食しています。

 

和名 オイランハゼ
学名 Cryptocentrus melanopus
英名 Pink-speckled shrimpgoby
スズキ目(Perciformes)
ハゼ科(Gobiidae)
イトヒキハゼ属(Cryptocentrus)
分布

西部太平洋

生息環境 内湾、汽水域の泥砂底

オイランハゼは琉球列島、シンガポールなどの西部太平洋に生息しています。

河口や内湾の泥砂底の環境で見られ、テッポウエビの仲間と共生することで知られています。(テッポウエビが巣穴を掘り、ハゼが周囲の警戒を行います。)

一般的には水深10m以浅の環境で見られます。

食用として利用されることはありませんが、非常に綺麗な魚で観賞魚として飼育されることがあります。

オイランハゼを展示している施設!

情報は記載当時のJAZAの情報です。(2020年10月更新)

実際に行かれる際には現在も展示しているかどうか確認することをオススメします。(JAZAの情報は古いことも多いので注意してください)

 

オイランハゼを展示しているJAZA加入の施設は4ヵ所です。

展示している施設の一覧は記事の一番下に記載しています。

オイランハゼと名古屋港水族館

名古屋港水族館では南館3Fの野外エリアにてオイランハゼを展示しています。

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オイランハゼを展示している水槽ではマングローブや汽水域に生息している生き物展示しており、定番のヒメツバメウオやミナミトビハゼなどが展示されています。

この水槽は上から覗くこともでき、上の画像は上からオイランハゼを見たものです。(オイランハゼの近くの巣穴にはテッポウエビがいるはずです。)

上から見ると背面に斑紋が多くあるのが分かります。

水槽内はいくつかの仕切りがあり、オイランハゼが展示されている仕切り内ではタスキヒナハゼという小さなハゼが一緒に展示されています。

オイランハゼを展示している施設の一覧

オイランハゼを展示しているJAZA加入の施設は4ヵ所です。

福島海洋科学館 名古屋港水族館 志摩マリンランド
かごしま水族館    

オイランハゼを展示している施設は少なく、綺麗な見た目をした魚ですが見ることができる施設は少ないです。

志摩マリンランドを訪れた際には姿を見ることができませんでした。

 

ここまで

最後までお読みいただきありがとうございます。

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