ロックサッカーは大西洋南東部に生息しているウバウオ科の魚で、国内の水族館では葛西臨海水族園でのみ展示されています。
ロックサッカーについて!
ロックサッカーは体長30cm程度にまで成長するスズキ目ウバウオ科Chorisochismus属の魚です。
ウバウオ科の中では最大種の1種です。
ロックサッカーは個体により体色が大きく異なり、灰色や赤系がかった色の個体がいます。
腹鰭が吸盤状に変化しており、上のように岩などに吸着することができます。
口内の上部に大きな歯を持っており、これを使ってカサガイを岩から剥がして捕食します。
和名 | ロックサッカー |
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学名 | Chorisochismus dentex |
英名 | Rocksucker |
目 | スズキ目(Perciformes) |
科 | ウバウオ科(Gobiesocidae) |
属 | Chorisochismus属(Chorisochismus) |
分布 | 大西洋南東部 |
生息環境 | 岩礁 |
ロックサッカーはアフリカ大陸南西部沿岸に生息しています。
水深の浅いサンゴ礁や岩礁で見られます。
ロックサッカーを展示している施設!
情報は記載当時のJAZAの情報です。(2021年1月更新)
実際に行かれる際には現在も展示しているかどうか確認することをオススメします。(JAZAの情報は古いことも多いので注意してください)
ロックサッカーを展示しているJAZA加入の施設は葛西臨海水族園のみとなっています。
ロックサッカーと葛西臨海水族園
葛西臨海水族園では世界の海エリアの南アフリカ沿岸水槽でロックサッカーを展示しています。
葛西臨海水族園では上のようにカラフルなイソギンチャクが展示されている水槽でロックサッカーを展示しています。
この水槽ではロックサッカーの他にアフリカチヌ、レッドフィンガーズ、バードフィンガーズ、ツートンフィンガーフィン、スーパークリップフィッシュなどが展示されています。
私が訪れた際は壁に張り付いている姿を見る事が出来ました。
ここまで
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