ディスカスは2種5亜種に分けられており、本種はその中でも最も一般的に流通している種類です。
「熱帯魚の王様」と呼ばれており、観賞魚として人気のある魚です。
ディスカスについて!
ディスカスは体長20cm程度にまで成長するスズキ目シクリッド科Symphysodon属の魚です。
ディスカスは地域により体色・模様の差が大きく、体側には暗色の横帯が約8本入っています。
円盤状のユニークな見た目をしており、円盤状(ディスク)の見た目をしている事が名前の由来となっています。
食性は雑食でデトリタスや水生昆虫などを捕食しています。
和名 | ディスカス |
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学名 | Symphysodon aequifasciata |
英名 | Discus |
目 | スズキ目(Perciformes) |
科 | シクリッド科(Cichlidae) |
属 | Symphysodon属(Symphysodon) |
分布 | コロンビア、ペルー、ブラジル |
生息環境 | 河川 |
ディスカスはコロンビア・ペルー(プトゥマヨ川)、ブラジル(アマゾン川、トカンチンス川など)南アメリカの一部に生息しています。
ペアで繁殖活動を行い、木の表面などに産卵し、ペアで卵を保護します。
孵化した稚魚の世話も行い、親は体からディスカスミルクと呼ばれる粘液を出し、これを稚魚が食べます。
「熱帯魚の王様」と呼ばれており、やや高値で取引されています。
品種改良も盛んに行われており、美しい個体は特に高値で取引されます。
ディスカスを展示している施設!
情報は記載当時のJAZAの情報です。(2021年1月更新)
実際に行かれる際には現在も展示しているかどうか確認することをオススメします。(JAZAの情報は古いことも多いので注意してください)
ディスカスを展示しているJAZA加入の施設は7ヵ所です。
展示している施設の一覧は記事の一番下に記載しています。
ディスカスと千歳水族館
千歳水族館では世界の淡水魚ゾーンにてディスカスを展示しています。
千歳水族館では上のような水草水槽でディスカスを展示しており、ディスカスの他にも観賞魚として飼育される事の多いカラシンの仲間が多く展示されています、
この水槽ではディスカスの他にゴールデンテトラ、プリステラ、ネオンテトラ、カージナルテトラ、グローライトテトラ、レッドファントムテトラなど20種類近くが展示されています。
千歳水族館はサケの展示が有名な施設ですが、世界の淡水魚エリアでは大型から小型まで多くの種類を見ることができます。
ディスカスを展示している施設の一覧
ディスカスを展示しているJAZA加入の施設は7ヵ所です。
千歳水族館 | なかがわ水遊園 | サンシャイン水族館 |
姫路セントラルパーク | 伊勢シーパラダイス | 須磨水族園 |
大分マリーンパレス |
ここまで
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