エンドラーズライブベアラーは「エンドラーズグッピー」、「ポエキリア・ウィンゲイ」という名称で流通することがあります。
普通のグッピーに比べて小型で、品種改良種も流通しています。
エンドラーズライブベアラーについて!
エンドラーズライブベアラーは体長6cm程度にまで成長するカダヤシ目カダヤシ科グッピー属の魚です。(オスの方が小型で大きくても4cm程度にまでしか成長しません。)
エンドラーズライブベアラーは品種改良種や地域ごとのカラーも流通しており、カラーバリエーションが非常に豊富です。
共通して尾鰭・背鰭が大きく発達し、体の模様は橙色や黒色が多いです。
派手な見た目をしたオスと比べるとメスは地味ですが、オスと比較すると体高も高く2周りくらい大きいです。
和名 | エンドラーズライブベアラー |
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学名 | Poecilia wingei |
英名 | Endler's livebearer |
目 | カダヤシ目(Cyprinodontiformes) |
科 | カダヤシ科(Poeciliidae) |
属 | グッピー属(Poecilia) |
分布 |
ベネズエラのパリア半島 |
生息環境 | 淡水 |
エンドラーズライブベアラーはベネズエラのパリア半島に生息しています。
地域により色彩の変化が大きい種類です。
1970年にエンドラーさんが採集したことで存在が広まったため、エンドラーライブベアラーと呼ばれるようになりました。
グッピーと同じように多産で、水槽内でも簡単に繁殖させることができます。
グッピーの品種の中には本種と交配しているものもあるようです。
エンドラーズライブベアラーを展示している施設!
情報は記載当時のJAZAの情報です。(2020年12月更新)
実際に行かれる際には現在も展示しているかどうか確認することをオススメします。(JAZAの情報は古いことも多いので注意してください)
エンドラーズライブベアラーを展示しているJAZA加入の施設は東山動物園のみとなっています。
エンドラーズライブベアラーと東山動物園
東山動物園では世界のメダカ館にてエンドラーズライブベアラーを展示しています。
エンドラーズライブベアラーは上のように大量に展示されており、オスとメスが一緒に見られます。
世界のメダカ館ではカダヤシ目の展示も充実しており、エンドラーズライブベアラーのように知名度が高い種類から検索してもほとんどヒットしないマイナーな種類まで100種類近くが展示されています。
ここまで
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