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水族館魚図鑑-ベロネソックス(Belonesox belizanus)

ベロネソックスは学名「Belonesox belizanus」ですが、Belonesox属が本種のみで構成されているためか、属名のベロネソックスという名称で呼ばれることが多いです。(少ないですが、ベロネソックス・ベリザヌスという名称で呼ばれることもあります。)

 

 

ベロネソックスについて!

ベロネソックスは体長14cm程度にまで成長するカダヤシ目カダヤシ科Belonesox属の魚です。

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ベロネソックスは吻が突き出たユニークな形状をしており、体側には暗色の斑点があります。

パイクのようなシルエットから「Pike topminnow 」と呼ばれています。

食性は肉食で魚類等を捕食しており、鋭い歯で獲物が逃げないように押さえつけます。

怖い見た目をしていますが、性格は温和なようです。

 

和名 ベロネソックス
学名 Belonesox belizanus
英名 Pike topminnow
カダヤシ目(Cyprinodontiformes)
カダヤシ科(Poeciliidae)
Belonesox属(Belonesox)
分布

中米(メキシコ~コスタリカ)

生息環境 淡水、汽水

ベロネソックスはメキシコ~コスタリカの淡水、汽水域に生息しています。

淡水で多く見られますが、塩分濃度40pptまでの環境や酸素が少ない環境にも適応できます。

本種は卵胎生メダカの中では最大種です。(カダヤシ目で最大はヨツメウオです。)

特徴的な見た目から日本でも観賞魚として飼育されることがありますが、流通量は少なく高価です。

ベロネソックスを展示している施設!

情報は記載当時のJAZAの情報です。(2020年12月更新)

実際に行かれる際には現在も展示しているかどうか確認することをオススメします。(JAZAの情報は古いことも多いので注意してください)

 

ベロネソックスを展示しているJAZA加入の施設は東山動物園と鳥羽水族館となっています。(2020年10月に鳥羽水族館を訪れた際は展示されていませんでした)

ベロネソックスと東山動物園

東山動物園では世界のメダカ館にてベロネソックスを展示しています。

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東山動物園ではベロネソックスを複数展示しており、クリアな水槽で展示しているので非常に観察しやすいです。(周囲で展示されているのが小さい魚が多いので、大きく見えます。)

世界のメダカ館ではカダヤシ目の展示も充実しており、100種類近くのカダヤシが展示されています。

 

ここまで

最後までお読みいただきありがとうございます。

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