ノソブランキウス・ギュンテリー は卵生メダカの中でも人気の高い種類で、ノソブランキウスの中では飼育難易度も低いため入門種とされています。
人気の高い魚で、いくつかの品種が存在します。
ノソブランキウス・ギュンテリーについて!
ノソブランキウス・ギュンテリーは体長5cm程度にまで成長するカダヤシ目Nothobranchiidae科Nothobranchius属の魚です。
ノソブランキウス・ギュンテリーは体側の後半部を中心に赤色の模様がある魚です。
眼が青色になり、尾鰭は赤色で縁だけ黒色になります。(品種により異なる場合があります。)
上の個体は「ノソブランキウス・ギュンテリー レッド」と呼ばれて流通しているタイプだと思われます。(ゴールドという全体的に黄色っぽいものや全体的に青いブルーという品種もいます。)
和名 | ノソブランキウス・ギュンテリー |
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学名 | Nothobranchius guentheri |
英名 | Redtail notho |
目 | カダヤシ目(Cyprinodontiformes) |
科 | Nothobranchiidae科(Nothobranchiidae) |
属 | Nothobranchius属(Nothobranchius) |
分布 |
ザンジバル島(タンザニア) |
生息環境 | 小川 |
ノソブランキウス・ギュンテリーはタンザニア東部のザンジバル島固有種となっています。
生息地は乾季・雨期があり乾季になると干上がってしまうため、卵は乾季になると完全に水が干上がっても生存することができ、雨期になり水に浸かると孵化するという繁殖方法をとっています。
孵化した稚魚は2ヵ月程度で性的に成熟し、繁殖可能になります。
観賞魚として人気の高い魚で、卵生メダカの中では流通量が多い魚です。
ノソブランキウス・ギュンテリーを展示している施設!
情報は記載当時のJAZAの情報です。(2020年12月更新)
実際に行かれる際には現在も展示しているかどうか確認することをオススメします。(JAZAの情報は古いことも多いので注意してください)
ノソブランキウス・ギュンテリーを展示しているJAZA加入の施設は東山動物園のみとなっています。
ノソブランキウス・ギュンテリーと東山動物園
東山動物園では世界のメダカ館にてノソブランキウス・ギュンテリーを展示しています。
東山動物園ではノソブランキウス・ギュンテリー は複数の個体が展示されており、上のようにペアで寄り添って泳いでいる個体もいました。
世界のメダカ館では世界中のメダカを展示している施設ですが、カダヤシ目の展示も充実しており、ノソブランキウス・ギュンテリー のようなメジャー種から地味な見た目をしたマイナー種まで100種類近いカダヤシ目を展示しています。
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