アフィオセミオン・オーストレリーは観賞魚として人気の高い魚で、橙色の体色をした品種改良種が多く流通しています。
アフィオセミオン・オーストレリーについて!
アフィオセミオン・オーストレリーは体長6cm程度にまで成長するカダヤシ目Nothobranchiidae科Aphyosemion属の魚です。
アフィオセミオン・オーストレリーの原種は茶色の体色をしていますが、上の写真は「アフィオセミオン・オーストレリー ゴールド」「アフィオセミオン・オーストレリー オレンジ」などと呼ばれている品種改良種で、鮮やかな橙色になります。(原種は「アフィオセミオン・オーストレリー ブラウン」などと呼ばれることがあります。)
胸部付近に赤色の斑点があり、鰭に模様があります。
和名 | アフィオセミオン・オーストレリー |
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学名 | Aphyosemion australe |
英名 | Lyretail panchax |
目 | カダヤシ目(Cyprinodontiformes) |
科 | Nothobranchiidae科(Nothobranchiidae) |
属 | Aphyosemion属(Aphyosemion) |
分布 |
カボン、コンゴ、カメルーン |
生息環境 | 沼、小川 |
アフィオセミオン・オーストレリーはコンゴやカボン、カメルーンの小川などに生息しています。
水生苔などに産卵し、2週間程度で孵化します。
日本国内でも流通量が多い種類で、丈夫で飼育しやすく水槽内で繁殖も狙えるようです。
アフィオセミオン・オーストレリーを展示している施設!
情報は記載当時のJAZAの情報です。(2020年12月更新)
実際に行かれる際には現在も展示しているかどうか確認することをオススメします。(JAZAの情報は古いことも多いので注意してください)
アフィオセミオン・オーストレリーを展示しているJAZA加入の施設は東山動物園のみとなっています。
アフィオセミオン・オーストレリーと東山動物園
東山動物園では世界のメダカ館にてアフィオセミオン・オーストレリーを展示しています。
東山動物園では複数のアフィオセミオン・オーストレリーが展示されており、ゴールドタイプと呼ばれている明るい橙色の個体が展示されていました。(ペアで仲良くしていました。)
世界のメダカ館内で展示されているカダヤシの仲間の中でも流通量が多い種類です。
世界のメダカ館では世界中のカダヤシを集めており、アフィオセミオン・オーストレリーのようなメジャー種からほとんど流通しないマイナー種まで100種類近く見ることができます。
ここまで
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