ゴールデンバルブはシンガポールに生息している魚と言われていますが、元はグリーンバルブの品種改良種だという説もあります。
綺麗な見た目をしているので観賞魚として人気のある種類で安定的に流通しています。
ゴールデンバルブについて!
ゴールデンバルブは6cm程度になるコイ目コイ科Puntius属の魚です。
ゴールデンバルブは名前の通り、体色が黄色っぽくなりライトのあたり具合によっては黄金にも見えます。
鰭も上の写真のように赤色に染まり、オスの個体は繁殖期には腹部まで赤くなるようです。
流通しているものの多くは色が良くなるように品種改良されたものですが、原種のものが流通することもあるようです。
体には黒っぽい模様が表れますが、これが緑色に発色しているように見えます。
他の多くのコイの仲間と同じく食性は雑食で藻類や小型の水生生物を捕食しています。
和名 | ゴールデンバルブ |
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学名 | Puntius sachsii |
英名 | Golden barb |
目 | コイ目(Cypriniformes) |
科 | コイ科(Cyprinidae) |
属 | Puntius属(Puntius) |
分布 |
シンガポール |
生息環境 | 河川 |
ゴールデンバルブはシンガポールに生息しています。(グリーンバルブの品種改良との説も?)
他の多くのコイの仲間と同じく丈夫な魚で幅広い水温・水質に適応し、綺麗な見た目をしていることから観賞魚としても人気のある魚です。
水槽内でも繁殖を狙うことのできる種類でウィローモス等を植えておくと、ばら撒くように産卵します。(産卵した卵を親魚が食べてしまうので隔離したほうが良いようです。)
コイの仲間の多くは自分で産卵した卵を食べてしまうので産卵後に隔離する必要があります。
繁殖期に気が荒くなり他の魚を攻撃する場合もあるので注意が必要です。
ゴールデンバルブを展示している水族館!
情報は記載当時のJAZAや水槽の情報です。(2020年5月更新)
実際に行かれる際には現在も展示しているかどうか確認することをオススメします。(JAZAの情報は古いことも多いので注意してください)
ゴールデンバルブを展示しているJAZA加入の施設は2ヶ所となっています
展示施設の一覧は記事の一番下に記載しています。
ゴールデンバルブと板橋区熱帯環境館
板橋区環境館ではミニ水族館にてゴールデンバルブを展示しています。
板橋区熱帯環境館では温室の他にミニ水族館が併設されており、ゴールデンバルブの他にも多くの小型のコイの仲間を展示しています。
意外と東南アジアの熱帯魚を展示している水族館は少ないので他の施設では見られないような魚も見ることができます。
規模こそ小さいものの100種類以上の魚を見ることができる施設となっています。
ゴールデンバルブを展示している水族館の一覧
ゴールデンバルブを展示しているJAZA加入の施設は2ヶ所となっています。
アクアパーク品川 | 志摩マリンランド |
JAZA加入の施設ではありませんが東京都の板橋区熱帯環境館にも展示されていました。(2020年8月時点)
ここまで
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