レッドアイカラシンは目の色が赤色のカラシンの仲間で、Alestidae科Arnoldichthys属に属しています。
Arnoldichthys属は本種のみが確認されています。
レッドアイカラシンについて!
レッドアイカラシンは12cm程度にまで成長するカラシン目Alestidae科Arnoldichthys属の魚です。
名前の通り、赤色の目とメタリックな体が特徴の魚です。
背鰭には黒点があり、オスの個体は鰭が黄色っぽくなるので見分けることができます。
群れを作って生活しています。
和名 | レッドアイカラシン |
---|---|
学名 | Arnoldichthys spilopterus |
英名 | Niger tetra |
目 | カラシン目(Characiformes) |
科 | Alestidae科(Alestidae) |
属 | Arnoldichthys属(Arnoldichthys) |
分布 |
二ジュール川、オグン川 |
生息環境 | 河川 |
レッドアイカラシンはアフリカ大陸西部にあるオグン川(ナイジェリア)、ニジェール川(マリ等)に生息しています。
ニジェール川に生息しているためか、英名では「Niger tetra 」と呼ばれています。
現地での生息数が減少しており、絶滅危惧種に指定されています。
10cm以上と大きく成長することから、人気種が多い他の小型カラシンに比べると飼育のハードルが高い種類です。
稀に観賞魚として流通することがあります。
飼育下の産卵で1,000個もの卵を産卵し、2日程度で孵化します。
レッドアイカラシンを展示している水族館!
情報は記載当時のJAZAや水槽の情報です。(2020年5月更新)
実際に行かれる際には現在も展示しているかどうか確認することをオススメします。(JAZAの情報は古いことも多いので注意してください)
レッドアイカラシンを展示しているJAZA加入の施設は すみだ水族館、サンシャイン水族館のみとなっています。
アフリカの淡水魚で流通量が少ないためか展示している施設は少なめです。
レッドアイカラシンと すみだ水族館
すみだ水族館では自然水景エリアの正面の水槽でレッドアイカラシンを展示しています。
大型の水槽内の上層近くで群れを作って泳いでいるため横から見るのが難しくなっています。
水槽が大きいため、真横から見るのは困難ですが群れを作っているので見つけるのは簡単だと思います。
レッドアイカラシンを展示している施設は少ないので是非観察してみてください。
ここまで
最後までお読みいただきありがとうございます。