クロオビチョウチョウウオはカリブ海に生息するチョウチョウウオの仲間です。
水族館によってはリーフバタフライフィッシュという名前で呼ばれていることもありますが、この記事中では黒帯チョウチョウウオで統一させていただきます。
クロオビチョウチョウウオについて!
クロオビチョウチョウウオは15cm程度まで成長するスズキ目チョウチョウウオ科の魚です。
チョウチョウウオの仲間としては吻があまり突き出ておらず、目と尾鰭の付け根に黒線の模様があるのが特徴です。
体には横縞の線がうっすらと入っています。
日本には生息していないのですが、黒い模様からかクロオビチョウチョウウオという名前が付いているようです。
水族館やアクアリウムショップでは英名をそのまま読んだリーフバタフライフィッシュと呼ばれることも多いです。
和名 | クロオビチョウチョウウオ |
---|---|
学名 | Chaetodon sedentarius |
英名 | Reef Butterflyfish |
目 | スズキ目(Perciformes) |
科 | チョウチョウウオ科(Chaetodontidae) |
属 | チョウチョウウオ属(Chaetodon) |
分布 | 西部大西洋 |
生息環境 | 岩礁 |
クロオビチョウチョウウオは国内では見られず、ブラジル~ノーズカロライナ州のカリブ海、メキシコ湾などで見られるようです。
稀に観賞魚として流通することがありますが、西部大西洋に生息していることもあり やや高価なようです。
クロオビチョウチョウウオを展示している水族館!
情報は記載当時のJAZAや水槽の情報です。(2020年5月更新)
実際に行かれる際には現在も展示しているかどうか確認することをオススメします。(JAZAの情報は古いことも多いので注意してください)
クロオビチョウチョウウオを展示しているJAZA加入の施設は3ヵ所となっています。
大洗水族館 | 新潟市水族館 | しまね海洋館 |
クロオビチョウチョウウオと大洗水族館(2020年3月)
大洗水族館では沖縄の海水槽の隣にある水槽にてクロオビチョウチョウウオを展示しています。
クロオビチョウチョウウオの他にチョウチョウウオの仲間であるアミチョウチョウウオやギンガハゼ、インドカエルウオなどが展示されています。
展示種類の掲示にクロオビチョウチョウウオが書いていません。(最近引っ越ししてきたのかもしれません)
クロオビチョウチョウウオもアミチョウチョウウオも1匹ずつ展示されているためか、2匹で泳いでいることもありました。
ここまで
最後までお読みいただきありがとうございます。