トラフシャコは世界最大のシャコで、最大で40cmにもなる大型の種類です。
タヒチやフィリピンなどでは食用として重要な種類です。
トラフシャコについて!
トラフシャコは最大で体長40cm程度にまで成長するシャコ目トラフシャコ科Lysiosquillina属のシャコの仲間です。
トラフシャコは上のように黄白色と黒色の縞模様が特徴のシャコの仲間で、捕脚と歩脚にも縞模様があります。
トラフシャコのは虎の模様をしている事が名前の由来となっており、漢字で書くと「虎斑蝦蛄」となります。
正面から見ると上の写真のように目は上の方に付いており、人間でも感知できないような光を検知でき、動物界の中でも優れた目を持っており、左右を独立して動かすことができます。
捕脚という鎌の形をした足を持っており、獲物が近くを通ると、この捕脚を素早く繰り出して獲物を捕らえます。
シャコの捕脚を使ったパンチは強力で、貝の殻を割って貝を食べる事もあるようです。
食性は肉食で、魚や甲殻類等を捕食しています。
和名 | トラフシャコ |
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学名 | Lysiosquillina maculata |
英名 | Zebra mantis shrimp |
目 | シャコ目(Stomatopoda) |
科 | トラフシャコ科(Lysiosquillidae) |
属 | Lysiosquillina属(Lysiosquillina) |
分布 |
インド洋~中部太平洋
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生息環境 | 砂底 |
トラフシャコはインド洋~中部太平洋に生息しており、国内では琉球列島以南で見られます。
世界最大のシャコの仲間で東南アジア等では食用として重要な種類です。
竪穴を掘って生活しており、巣に近づいた魚や甲殻類を捕食しています。
トラフシャコを展示している施設!
情報は記載当時のJAZAの情報です。(2020年10月更新)
実際に行かれる際には現在も展示しているかどうか確認することをオススメします。(JAZAの情報は古いことも多いので注意してください)
トラフシャコを展示しているJAZA加入の施設は4ヵ所です。
展示している施設の一覧は記事の一番下に記載しています。
トラフシャコと東海大海洋博物館
東海大海洋博物館では「きらきら☆ラグーン」にてトラフシャコを展示しています。
トラフシャコは上のように砂底の水槽で展示されており、間近でトラフシャコを見ることができます。
このエリアではトラフシャコの他に、アカテガニ、ノコギリウニ、スベスベマンジュウガニ等の魚類以外の生き物が展示されています。
トラフシャコを展示している施設の一覧
トラフシャコを展示しているJAZA加入の施設は4ヵ所となっています。
登別ニクス | 東海大海洋博物館 | 京都水族館 |
美ら海水族館 |
登別ニクスにも展示されているようですが、私が訪れた際はモンハナシャコしか展示されていませんでした。(2020年9月時点)
ここまで
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