オオコシオリエビは名前の通り、コシオリエビの中では大型に成長する種類です。(大型とはいっても5cm程度です)
オオコシオリエビについて!
オオコシオリエビは5cm程度にまで成長する十脚目コシオリエビ科オオコシオリエビ属のエビです。
オオコシオリエビは体色は赤系で、目はグソクムシのような変わった目をしています。
エビのような見た目をしていますが、エビよりもヤドカリに近い仲間です。
鋏脚が非常に長くなるのも特徴です。
長い脚を持つことから静岡ではクモエビと呼んでいます。
食性は肉食でプランクトンなどを捕食しています。
コシオリエビの名前の由来は、上のように腰を折り曲げているように見えることからです。
和名 | オオコシオリエビ |
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学名 | Cervimunida princeps |
英名 | |
目 | 十脚目(Perciformes) |
科 | コシオリエビ科(Munididae) |
属 | オオコシオリエビ属(Cervimunida) |
分布 |
西部太平洋 |
生息環境 | 深海 |
オオコシオリエビは中国沿岸部や東南アジアの一部、日本などの西部太平洋で見られます。
国内では東北以南の100m以上深で見られますが、200m以深でより多く見られます。
市場に流通することがはほとんどありませんが、みそ汁などにして食べられることがあるようです。
オオコシオリエビを展示している水族館!
情報は記載当時のJAZAや水槽の情報です。(2020年5月更新)
実際に行かれる際には現在も展示しているかどうか確認することをオススメします。(JAZAの情報は古いことも多いので注意してください)
オオコシオリエビを展示しているJAZA加入の施設は14ヵ所となっています。
展示している施設の一覧は記事の一番下に記載しています。
オオコシオリエビと大洗水族館
大洗水族館ではアクアミュージアム近くの深海展示エリアにてオオコシオリエビを展示しています。
オオコシオリエビを展示している水槽では他にコツノガニやヤスリヤドカリを展示しています。
アクアミュージアム近くの深海エリアでは上のように複数の水槽が並んでおり、深海の甲殻類を中心に展示されています。
ここの他にも大きな水槽が設置された深海エリアもあり、深海の生物の展示が充実している水族館となっています。
オオコシオリエビを展示している水族館の一覧
オオコシオリエビを展示しているJAZA加入の施設は14ヵ所となっています。
福島海洋科学館 | 足立区生物園 | サンシャイン水族館 |
葛西臨海水族園 | 八景島シーパラダイス | 寺泊水族博物館 |
三津シーパラダイス | 名古屋港水族館 | 鳥羽水族館 |
志摩マリンランド | 須磨水族園 | 海の中道水族館 |
大分マリーンパレス | かごしま水族館 |
特徴的な見た目からか展示している施設が多い種類になります。
ここまで
最後までお読みいただきありがとうございます。