ミミズクガニはインド洋~太平洋に生息しているカニで、甲羅にコーラルや海藻を付けて擬態する事で知られています。
ミミズクガニについて!
ミミズクガニは甲長が5cm程度にまで成長する十脚目クモガニ科ミミズクガニ属のカニです。
正面から見た顔が特徴のカニで、ミミズクのような顔をしているのが名前の由来だと思われます。
通常はソフトコーラスや海藻を甲羅にくっつけている事が多いため、甲羅を見ることはほとんどありません。
コーラルや海藻を定着させるためか、甲羅には小さな棘が多くあります。
和名 | ミミズクガニ |
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学名 | Cyclocoeloma tuberculata |
英名 | |
目 | 十脚目(Decapoda) |
科 | クモガニ科(Majidae) |
属 | ミミズクガニ属(Cyclocoeloma) |
分布 |
インド洋~太平洋の熱帯域 |
生息環境 | サンゴ礁 |
ミミズクガニはインド洋~太平洋の熱帯域に生息しています。
サンゴ礁などに生息しており、背中に海藻やコーラルを植え付けることがあります。
稀に観賞用に流通することがあります。
ミミズクガニを展示している施設!
情報は記載当時のJAZAの情報です。(2020年10月更新)
実際に行かれる際には現在も展示しているかどうか確認することをオススメします。(JAZAの情報は古いことも多いので注意してください)
ミミズクガニを展示しているJAZA加入の施設は記載されていません。
記載はされていませんが、小樽水族館にて展示されているのを確認しました。(2020年9月時点)
ミミズクガニと小樽水族館
小樽水族館では本館の海のパノラマ回遊水槽の近くでミミズクガニを展示しています。
小樽水族館では岩場でレイアウトされた水槽でミミズクガニを展示しており、体に付けるコーラスや海藻がないため甲羅を観察しやすい展示となっています。
この水槽ではミミズクガニの他にケアシガニが展示されています。
ここまで
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