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水族館甲殻類図鑑-ミステリークレイフィッシュ(Procambarus fallax forma virginalis)

ミステリークレイフィッシュは単独で繁殖する生態を持っており、スロウザリガニ変異体という位置づけになっています。 

アメリカ原産の種類ですが、適応する環境が多い事からヨーロッパを中心に生息が確認されています。(日本でも2020年10月に特定外来生物に指定されています。)

 

 

ミステリークレイフィッシュについて!

ミステリークレイフィッシュは体長10cm程度にまで成長します。

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ミステリークレイフィッシュは茶褐色の体色をしており、マーブル模様があります。

英語では「marbled crayfish 」と呼ばれており、大理石のような模様が由来となっています。

食性は雑食で藻類や昆虫などを捕食しています。

 

和名 ミステリークレイフィッシュ
学名 Procambarus fallax forma virginalis
英名 marbled crayfish
十脚目(Decapoda)
アメリカザリガニ科(Cambaridae)
アメリカザリガニ属(Procambarus)
分布

 

生息環境  

ミステリークレイフィッシュはスロウザリガニの変異種で、スロウザリガニはアメリカ南部に生息しています。

不思議な生態から観賞用として飼育されることもあります。

遺伝子解析の結果から、流通している全ての個体は1匹の個体を起源に持っているクローンであると考えられています。

生態系への影響が心配されている種類で、2020年11月に特定外来生物に指定されました。(許可のない飼育、譲渡、生きたままの運搬等が禁止されています。)

ミステリークレイフィッシュを展示している施設!

情報は記載当時のJAZAの情報です。(2020年10月更新)

実際に行かれる際には現在も展示しているかどうか確認することをオススメします。(JAZAの情報は古いことも多いので注意してください)

 

ミステリークレイフィッシュを展示しているJAZA加入の施設は記載されていません。

伊勢シーパラダイスで展示されているのを確認しました。(2020年10月時点)

ミステリークレイフィッシュと伊勢シーパラダイス

伊勢シーパラダイスでは「ふれあい魚館」にてミステリークレイフィッシュを展示しています。

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伊勢シーパラダイスでは上のような水槽で小さなミステリークレイフィッシュを展示しています。

アクアリウムショップなどで普通に販売されていましたが、特定外来生物に指定されたため、水族館等でしか見ることができなくなる種類です。(特定外来生物指定前から飼育している場合は届け出を出す事で、継続して飼育は可能です。)

 

ここまで

最後までお読みいただきありがとうございます。

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