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鳥図鑑-ミナミイワトビペンギン(Eudyptes chrysocome)

ミナミイワトビペンギンはイワトビペンギンの中でも南に生息する種類で、キタイワトビペンギンと比べると飾り羽の量が控えめです。

イワトビペンギンの名前の通り、岩をジャンプして移動します。

 

 

ミナミイワトビペンギンについて!

ミナミイワトビペンギンは60cm程度、4kg程度まで成長するペンギンの仲間です。

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キタイワトビペンギンは飾り羽と眉毛のような黄色の毛が2ヵ所あります。

マカロニペンギンにも飾り羽がありますが、こちらは眉のようにはなっておらずつながっているので簡単に見分けることができます。(イワトビペンギンの方がイケメンっぽい顔立ちです)

 

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ミナミイワトビペンギンは換羽期があり、換羽期には海に潜れなくなるので食いだめして換羽中を乗り切ります。

イワトビペンギンは鳥にしてはペアの絆が強く、約50%くらいは前年のペアで繁殖を行います。

産卵は卵を2つ産卵しますが、多くの場合は最初に産んだ卵を廃棄してしまいます。

孵化までは30日程度、巣立ちするまで3か月程度かかります。

 

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手前や左側にいるフンボルトペンギンと比べると1周り小柄です。

性格は攻撃的ですが、フンボルトペンギンの方が大きいためか、フンボルトペンギンの方が数が多いからか、葛西臨海水族園ではフンボルトペンギンがプールで泳いでいる時間は岩の上から見ている個体がほとんどでした。

 

和名 ミナミイワトビペンギン
学名 Eudyptes chrysocome
英名 Rockhopper Penguin
ペンギン目(Sphenisciformes)
ペンギン科(Spheniscidae)
マカロニペンギン属(Eudyptes)
分布

パタゴニア~フォークランド諸島、南極大陸周辺の島

生息環境  

ミナミイワトビペンギンはパタゴニア~フォークランド諸島、南極大陸近くの島々で見られます。

フォークランド諸島の気温は年間を通して2℃~13℃程度の低温です。

氷上で生活するペンギンとケープペンギン属の間の気候で生活している種類です。

イワトビペンギンはマカロニペンギン属に属する3種類のペンギンの総称で、

・キタイワトビペンギン

・ヒガシイワトビペンギン

・ミナミイワトビペンギン

の3種類です。

このうちキタイワトビペンギンだけは遺伝的に他の2種と少し離れているようです。(ミナミイワトビペンギンとキタイワトビペンギンの2種とする場合もあるようです。)

名前はイワトビペンギン3種のうち、どの方角に生息しているかで付けられています。

ミナミイワトビペンギンを展示している水族館!

情報は記載当時のJAZAや水槽の情報です。(2020年5月更新)

実際に行かれる際には現在も展示しているかどうか確認することをオススメします。(JAZAの情報は古いことも多いので注意してください)

 

ミナミイワトビペンギンを展示しているJAZA加入の施設は9ヵ所となっています。

旭山動物園 鴨川シーワールド 葛西臨海水族園
八景島シーパラダイス 豊橋動物園 新潟市水族館
越前松島水族館 大阪海遊館 ペンギン水族館

フンボルトペンギンやマゼランペンギンと異なり、暑さに弱い種類なので寒い地域や飼育設備がある水族館で展示されています。

水族館によっては気温が低い季節のみ野外で展示している施設もあります。

 

ミナミイワトビペンギンと葛西臨海水族園

葛西臨海水族園では屋外のペンギンプールにてミナミイワトビペンギンを展示しています。(寒い季節限定)

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年により気候が違うので野外で展示されている正確な時期は葛西臨海水族園のHPやTwitterを参照してください。

冬の時期にはフンボルトペンギン、フェアリーペンギン、オウサマペンギン、ミナミイワトビペンギンの4種類を見ることができます。

フンボルトペンギンだけで100羽以上を展示している、ペンギン好きにはオススメの水槽になっています。(フンボルトペンギン、フェアリーペンギンは通年、野外で展示されています。)

 

ここまで

最後までお読みいただきありがとうございます。

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