キエリボウシインコは頭部の後部に黄色の襟のような模様がある事が名前の由来になっており、人懐っこく人間の言葉を真似た鳴き声を出す事からペットとして人気の高いインコです。
キエリボウシインコについて!
キエリボウシインコは体長35cm程度にまで成長するオウム目インコ科ボウシインコ属の鳥です。
キエリボウシインコは体の大半が明るい緑色ですが、頭部の後部に黄色の襟のような模様があります。
嘴や脚は灰褐色をしています。
食性は草食でナッツなどの種子、果物などを食べています。
和名 | キエリボウシインコ |
---|---|
学名 | Amazona auropalliata |
英名 | Yellow-naped amazon |
目 | オウム目(Psittaciformes) |
科 | インコ科(Psittacidae) |
属 | ボウシインコ属(Amazona) |
分布 | メキシコ南部~コスタリカ北部 |
生息環境 | 森林 |
キエリボウシインコはメキシコ南部~コスタリカ北部の太平洋側に分布しています。
キエリボウシインコは以下の3亜種に分けられます。
・Amazona auropalliata auropalliata
メキシコ南部~コスタリカ北西部
・Amazona auropalliata parvipes
ホンジュラス頭部とニカラグア北東部
・Amazona auropalliata caribaea
ホンジュラスのベイ諸島
森林やサボテンなどが自生する藪地などに生息しており、地域によっては水を求めて定期的に移動する場合もあります。
キエリボウシインコは人間の言葉などを記憶して鳴き声で再現する事が多く、ペットとして人気のあるインコです。
生息環境の開発やペット用に乱獲された事により生息数は激減しています。(IUCNのレッドリストでは絶滅危惧IB類に指定されています。)
キエリボウシインコは突然変異として青色の強い個体が生まれる事があります。
キエリボウシインコを展示している施設!
情報は記載当時のJAZAの情報です。(2021年3月更新)
実際に行かれる際には現在も展示しているかどうか確認することをオススメします。(JAZAの情報は古いことも多いので注意してください)
キエリボウシインコを展示しているJAZA加入の施設は11ヵ所です。
展示している施設の一覧は記事の一番下に記載しています。
キエリボウシと東山動物園
東山動物園ではコアラ館近くの鳥が展示されているエリアにてキエリボウシインコを展示しています。
東山動物園では複数の個体が展示されており、上のようなケージ内で展示されています。
このエリアではキエリボウシインコの他にヒメコンゴウインコ、アカビタイヒメコンゴウインコ、ミドリコンゴウインコ、アオキコンゴウインコなどのインコが展示されています。
キエリボウシインコを展示している施設の一覧
キエリボウシインコを展示しているJAZA加入の施設は11ヵ所です。
大宮公園 | 埼玉こども動物公園 | いしかわ動物園 |
須坂動物園 | 東山動物園 | 王子動物園 |
姫路動物園 | 池田動物園 | 高知アニマルランド |
九十九島動植物園 | ネオパークオキナワ |
ここまで
最後までお読みいただきありがとうございます。