キバタンは50cm程度にまで成長する中型のインコの仲間で、ペットとして飼育される事があります。
生息地であるオーストラリアでは害鳥とされる事がありますが、狩猟には政府の許可が必要です。
キバタンについて!
キバタンは体長50cm程度にまで成長するインコ目インコ科Cacatua属の鳥です。
上の写真はアオメキバタンです。
キバタンは白色の体色をしており、嘴と脚は灰褐色をしています。
頭部の後方には黄色の冠羽を持っています。
食性は雑食で昆虫や果実などを食べています。
この鳥は土を食べる事で知られおり、自分が食べた食物を解毒します。
和名 | キバタン |
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学名 | Cacatua galerita |
英名 | Sulphur-Crested Cockatoo |
目 | インコ目(Psittaciformes) |
科 | オウム科(Cacatuidae) |
属 | Cacatua属(Cacatua) |
分布 |
オーストラリア北部・東部の沿岸部、 パプアニューギニア島 |
生息環境 | 熱帯雨林 |
キバタンはオーストラリア北部~東部に沿岸部近く、パプアニューギニア島に分布しています。
オーストラリアでは熱帯雨林や森林などに生息しています。
日本でもペットとして飼育される事がありますが、鳴き声が大きいです。
野生下でも20~40年ほど行きますが、飼育した個体は50年以上生きます。
キバタンを展示している施設!
情報は記載当時のJAZAの情報です。(2021年3月更新)
実際に行かれる際には現在も展示しているかどうか確認することをオススメします。(JAZAの情報は古いことも多いので注意してください)
キバタンを展示しているJAZA加入の施設は全亜種を合計して32ヵ所です。
展示している施設の一覧は記事の一番下に記載しています。
キバタンと上野動物園
上野動物園ではバードハウスの外にあるエリアにてキバタンを展示しています。(アオメキバタン)
上野動物園では2匹のアオメキバタンを展示しており、野外で展示されているため、観察しやすいです。
上野動物園ではアオメキバタンの他にインコ目の展示がほとんどいません。
キバタンを展示している施設の一覧
キバタンを展示している施設を亜種ごとに紹介します。
キバタン(亜種不明)を展示しているJAZA加入の施設は20ヵ所です。
おびひろ動物園 | 宇都宮動物園 | 群馬サファリ |
狭山智光山動物園 | 大島公園 | 市川市動植物園 |
市原ぞうの国 | 遊亀公園動物園 | 楽寿園 |
岡崎動物園 | アドベンチャーワールド | 神戸どうぶつ王国 |
池田動物園 | とくしま動物園 | とべ動物園 |
福山動物園 | 到津の森公園 | 福岡市動物園 |
熊本市動植物園 | 大分マリーンパレス |
亜種が不明の施設が最も多いです。
アルーキバタンを展示しているJAZA加入の施設は2ヵ所です。
天王寺動物園 | 姫路セントラルパーク |
キバタン(基亜種)を展示しているJAZA加入の施設は3ヵ所です。
大森山動物園 | 東山動物園 | 和歌山城公園 |
アオメキバタンを展示しているJAZA加入の施設は2ヵ所です。
釧路市動物園 | 大宮公園 | 上野動物園 |
市原ぞうの国 | 京都動物園 | 安佐動物公園 |
フェニックス動物園 | ネオパークオキナワ |
ここまで
最後までお読みいただきありがとうございます。