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動物園鳥図鑑-カイツブリ(Tachybaptus ruficollis)

カイツブリは世界中に幅広く分布している鳥で、潜水する鳥として有名な鳥です。

 

 

カイツブリについて!

カイツブリは体長30cm近くまで成長するカイツブリ目カイツブリ科カイツブリ属の鳥です。

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カイツブリは黒褐色の体色をしており、夏毛は頸部と頭部にかけて同褐色の部分があります。

冬毛は全体的に淡色になり、頬から頸部にかけて黄褐色になります。

 

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後ろ足はお尻の近くから生えており、潜る事に特化した作りになっています。

食性は肉食で魚類、昆虫、甲殻類、貝類を捕食しています。

 

カイツブリが水面を進む姿です。

 

和名 カイツブリ
学名 Tachybaptus ruficollis
英名 Little grebe
カイツブリ目(Podicipediformes)
カイツブリ科(Podicipedidae)
カイツブリ属(Tachybaptus)
分布

アフリカ大陸中部~南部、アジア南部

ヨーロッパの一部など

生息環境 河川、湿原、池

カイツブリは世界中に幅広いく分布しており、アフリカ大陸とユーラシア大陸の中緯度以南、イギリス、スペイン、パプアニューギニア島などに分布しています。

幅広い地域に分布しており、10の亜種に分けられており、日本ではTachybaptus ruficollis poggei が分布しています。

ヨーロッパの中部やユーラシア大陸の一部を繁殖地、越冬地として利用する群れもいます。

流れが緩やかな河川や湖沼、湿原などに生息しています。 

生活のほとんどを水上で過ごし、陸上で活動する事はほとんどありません

水生植物の茎や葉を使って巣を作り、4~12月に1~3度産卵を行い、1度につき4~6個の卵を産みます。

カイツブリを展示している施設!

情報は記載当時のJAZAの情報です。(2021年3月更新)

実際に行かれる際には現在も展示しているかどうか確認することをオススメします。(JAZAの情報は古いことも多いので注意してください)

 

カイツブリを展示しているJAZA加入の施設は4ヵ所です。

展示している施設の一覧は記事の一番下に記載しています。

カイツブリと千歳水族館

千歳水族館ではカイツブリ水槽エリアにてカイツブリを展示しています。

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千歳水族館では「カイツブリ水槽」、「体験ゾーン」の2ヵ所でカイツブリを展示しており、上のようにオキアミ?を食べていました。(体験ゾーンで展示されている個体はガラス越しではなく、直接見る事が出来ました。)

カイツブリ水槽ではカイツブリの他に水中でウグイが泳いでいました。

カイツブリと井の頭自然文化園

井の頭自然文化園では水生物園にてカイツブリを展示しています。

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井の頭自然文化園では水生物館の入り口近くにある水槽でカイツブリを展示しており、水中面もガラス張りになっているので潜水中の姿も見ることができます。

この水槽ではカイツブリの他にコイ、日本ウナギ、ヌマガメ、ミシシッピアカミミガメ、ヤマセミが展示されています。

カイツブリを展示している施設の一覧

カイツブリを展示しているJAZA加入の施設は4ヵ所です。

千歳水族館 多摩動物公園 井の頭自然文化園
琵琶湖博物館    

 

ここまで

最後までお読みいただきありがとうございます。

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