アオゲラは日本固有種で、オリーブグリーンの体色をしています。
アオゲラについて!
アオゲラは全長30cm程度にまで成長するキツツキ目キツツキ科キツツキ属の鳥です。
アオゲラは羽衣や翼はオリーブ色をしており、頭部や背中、胸部は灰褐色をしています。
頬には赤色模様があり、喉の部分は白色になります。
後頭部には赤色があり、オスは額~後頭部が赤くなりますが、メスは後頭部のみが赤くなります。(頬の赤色の斑点もオスの方が範囲が広いです。)
「キョッキョッ」という鳴き声で鳴きます。
繁殖時には笛を吹いたような声を出す事もあります。
食性は動物食傾向の強い雑食で昆虫を主食とし、果実なども食べます。
和名 | アオゲラ |
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学名 | Picus awokera |
英名 | Japanese Green Woodpecker |
目 | キツツキ目(Piciformes) |
科 | キツツキ科(Picidae) |
属 | アオゲラ属(Picus) |
分布 |
日本固有種 |
生息環境 | 平地、山地 |
アオゲラは日本固有種で、平地から山地の森林に生息しています。
アオゲラは3つの亜種に分けられます。
・アオゲラ(Picus awokera awokera)
分布地域:本州
・カゴシマアオゲラ(Picus awokera horii)
分布地域:四国・九州
・タネアオゲラ(Picus awokera takatsukasae)
分布地域:種子島、屋久島
樹木の洞の中に産卵し、1度に7~8個の卵を産みます。産卵した卵はオスとメスが交互に抱卵します。
アオゲラを展示している施設!
情報は記載当時のJAZAの情報です。(2020年9月更新)
実際に行かれる際には現在も展示しているかどうか確認することをオススメします。(JAZAの情報は古いことも多いので注意してください)
アオゲラを展示しているJAZA加入の施設は2ヵ所です。
展示している施設の一覧は記事の一番下に記載しています。
アオゲラと井の頭自然文化園
井の頭自然文化園では野鳥の森エリアにてアオゲラを展示しています。
井の頭自然文化園はアオゲラを展示している数少ない施設で、私が確認できたのは1羽でしたが、大きなケージだったので複数展示されているかもしれません。
このエリアではアオゲラの他にハヤブサ、フクロウ、ツミ、オオコノハズク、トラツグミ、メジロ、ムクドリ、カラスバト、ホオジロ、オナガ、アオバトなどが展示されています。
アオゲラを展示している施設の一覧
アオゲラを展示しているJAZA加入の施設は2ヵ所です。
盛岡市動物公園 | 井の頭自然文化園 |
ここまで
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