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動物園鳥図鑑-ホオアカトキ(Geronticus eremita)

ホオアカトキはモロッコに分布しるハゲトキの仲間で、生息数が減少しており絶滅が危惧されています。

日本では約10ヵ所の施設で展示されています。

 

 

ホオアカトキについて!

ホオアカトキは全長80cm程度にまで成長するペリカン目トキ科ハゲトキ属の鳥です。

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ホオアカトキは光沢のある黒色の羽毛に覆われており、頭部は裸出しています。

上のように明るいピンク色をしている個体や赤褐色をしてる個体もいます。

 

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ハゲトキとは異なり、後頭部付近からは毛が生えています。

食性は肉食で昆虫、カエルを捕食しています。

 

和名 ホオアカトキ
学名 Geronticus eremita
英名 Hermit ibis
ペリカン目(Pelecaniformes)
トキ科(Threskiornithidae)
ハゲトキ属(Geronticus)
分布

モロッコ

生息環境 河川、乾燥地

ホオアカトキはモロッコに分布しています。過去にはエリトリア、スイス、ドイツ、トルコ、スーダンにも分布していましたが、現在は絶滅しています。

乾燥地の河川や海岸沿い、岩場などに生息しています。(トキ科の種類としては珍しく乾燥地を好みます。)

断崖や岩場に枝や枯草を使った巣を作り、数十ペアが集まって繁殖活動を行います。

生息環境の開発によりほとんどの分布域で絶滅しており、野生個体数は激減しています。

IUCNのレッドリストでは絶滅危惧IB類に指定されています。

世界中の動物園等の施設で約2,000羽が飼育されていると言われています。

ホオアカトキを展示している水族館!

情報は記載当時のJAZAの情報です。(2020年9月更新)

実際に行かれる際には現在も展示しているかどうか確認することをオススメします。(JAZAの情報は古いことも多いので注意してください)

 

ホオアカトキを展示しているJAZA加入の施設は11ヵ所です。

展示している施設の一覧は記事の一番下に記載しています。

ホオアカトキと上野動物園

上野動物園ではツルエリアにてホオアカトキを展示しています。

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上野動物園ではシュモクドリと同じ展示場で展示されています。

バードハウスでホオアカトキと姿の似ているハゲトキが展示されているので、見比べてみてください。

このエリアではホオアカトキの他にオグロヅル、タンチョウ、ホオカザリヅル、シュモクドリ、ヘビクイワシを展示しています。

ホオアカトキを展示している施設の一覧

ホオアカトキを展示しているJAZA加入の施設は11ヵ所です。

大森山動物園 上野動物園 多摩動物公園
野毛山動物園 よこはま動物園 いしかわ動物園
シャボテン動物公園 京都動物園 天王寺動物園
到津の森公園 福岡市動物園  

 

ここまで

最後までお読みいただきありがとうございます。

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