ミゾゴイは茶褐色の羽毛をしたサギの仲間で、日本でも繁殖を行っています。
2020年には新宿駅前にミゾゴイが現れ、ニュースにもなりました。
ミゾゴイについて!
ミゾゴイは全長60cm程度にまで成長するペリカン目サギ科ゴイサギ属の鳥です。
ミゾゴイは上面は茶褐色で、頸部~頭部にかけては赤みがかっています。
下面はクリーム色をしています。
食性は肉食で昆虫、甲殻類、貝類などを捕食しています。
和名 | ミゾゴイ |
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学名 | Gorsachius goisagi |
英名 | Japanese night heron |
目 | スズキ目(Pelecaniformes) |
科 | サギ科(Ardeidae) |
属 | ミゾゴイ属(Gorsachius) |
分布 |
中国南東部、日本、台湾、フィリピン |
生息環境 | 平地、低山地 |
ミゾゴイは中国南東部、日本、台湾、フィリピン、ロシア北東部に分布しています。
日本では本州・四国・九州で繁殖を行っています。(冬になるとほとんどの個体が東南アジアに南下して越冬します。南西諸島で少数が越冬)
平地や山地の河川や小川、湿地などに生息しています。
樹上に木の枝を使って巣を作り、5~7月に3~4個の卵を産みます。
抱卵期間は20~27日で、孵化して34~37日で巣立ちします。
生息環境の開発やカラスやイタチなどの個体数が増加・移入された事により生息数が減少しています。
ミゾゴイを展示している水族館!
情報は記載当時のJAZAの情報です。(2020年9月更新)
実際に行かれる際には現在も展示しているかどうか確認することをオススメします。(JAZAの情報は古いことも多いので注意してください)
ミゾゴイを展示しているJAZA加入の施設は7ヵ所です。
展示している施設の一覧は記事の一番下に記載しています。
ミゾゴイと井の頭自然文化園
井の頭自然文化園では分園にてミゾゴイを展示しています。
井の頭自然文化園では1羽のミゾゴイを展示しており、地面が湿っている湿度が高そうな場所で展示されていました。
展示されている個体はフェニックス動物園から来園したようです。
ミゾゴイを展示している施設の一覧
ミゾゴイを展示しているJAZA加入の施設は7ヵ所です。
井の頭自然文化園 | 野毛山動物園 | 横浜金沢動物園 |
よこはま動物園 | 富山ファミリーパーク | フェニックス動物園 |
平川動物園 |
ここまで
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