広告 水族館・動物園-鳥図鑑 鳥図鑑-プッポウソウ目

水族館・動物園鳥図鑑-ミナミジサイチョウ(Bucorvus cafer)

草原の掃除屋という異名を持つ鳥です。(黒い身体もあり日本でいうカラスみたいです。)

リクガメの甲羅を割って食べることがあるなど、見た目以上に力の強い鳥です。

 

 

ミナミジサイチョウについて!

体長は1m以上、体重6kg以上に成長し、翼を広げると2m以上になる大型のプッポウソウ目サイチョウ科ジサイチョウ属の鳥です。

メスよりもオスの方が大きくなります。

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ミナミジサイチョウは嘴が長く、黒い艶のある羽毛に覆われていますが、成鳥は喉と目の周りに赤色の部分があります。

子供の個体は喉の部分が赤くなく、黄色っぽくなります。(2年くらいで親と同じように赤くなるようです。)

食性は肉食性で昆虫、ヘビやトカゲといった爬虫類を主食としています。

アカシアの木の上に巣を作り繁殖し、メスは成長すると巣をすぐに出ていきますが、オスは5年程度巣に残り後から生まれたヒナに餌を与えたりするようです。

 

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もちろん、飛ぶことはできますが短距離の飛行がほとんどで基本的には地面を歩いて移動するため、脚が太いです。

夜になると外敵に襲われないように木の上に移動して眠ります。

寿命は50年前後と言われています。

2020年には千葉県で野生下でミナミジサイチョウが見られ、ちょっとしたニュースになりました。(近くの施設や飼育場から逃げ出した?)

 

和名 ミナミジサイチョウ
学名 Bucorvus cafer
英名 Southern Ground-hornbill
プッポウソウ目(Coraciiformes)
サイチョウ科(Bucerotidae)
ジサイチョウ属(Bucorvus)
分布

中部~南部アフリカ

生息環境 岩礁

ミナミジサイチョウは中部~南部アフリカのサバンナに生息しています。

ジサイチョウの仲間は英語で「Ground-hornbill」と呼ばれており、本種は南方に生息しているためか「Southern Ground-hornbill 」と呼ばれています。

ミナミジサイチョウ を展示している水族館!

情報は記載当時のJAZAや水槽の情報です。(2020年5月更新)

実際に行かれる際には現在も展示しているかどうか確認することをオススメします。(JAZAの情報は古いことも多いので注意してください)

 

ミナミジサイチョウはJAZA加入の施設のうち2ヵ所で展示されています。

展示している施設の一覧は一番下に記載しています。

ミナミジサイチョウとよこはま動物園(ズーラシア)

ズーラシアではアフリカのサバンナエリアのアフリカンバードハウスで展示されています。

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複数のミナミジサイチョウが展示されており、ゆっくりと地面を歩く姿を見ることができます。

私が訪れた際は地面に落ちている木の実を起用に嘴で咥える姿を見ることができました。

展示施設が少なく、特徴的な見た目をした鳥なのでズーラシアを訪れた際は是非観察してみください!(黒色の羽毛の艶が艶やかでオススメの鳥です)

ミナミジサイチョウ を展示している水族館の一覧

ミナミジサイチョウを展示しているJAZA加入の施設は2ヵ所になります。

埼玉こども動物公園 よこはま動物園  

埼玉、神奈川と関東の施設の2ヵ所に展示されており、埼玉こども動物公園が国内で唯一ミナミジサイチョウの繁殖に成功した施設となっています。(埼玉こども動物公園では複数回繁殖に成功しています。) 

 

ここまで

最後までお読みいただきありがとうございます。

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