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動物園鳥図鑑-シラコバト(Streptopelia decaocto)

シラコバトは埼玉県の県鳥として指定されているハトで、日本では北関東の限られた地域にのみ生息しており、国の天然記念物に指定されています。

元々日本に分布していたという説と江戸時代に移入されたという2つの説があります。

 

 

シラコバトについて!

シラコバトは全長33cm程度にまで成長するハト目ハト科キジバト属の鳥です。

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シラコバトは全身が灰褐色をしており、背中~尾にかけて褐色となっています。

首の根本付近には黒色のバーコード型の模様があります。(上の個体は首回りの羽毛が抜けているため見えませんが…)

 

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一般的には10~50羽程度の群れを作りますが、時には最大10,000羽にもなる大きな群れを作る事もあります。

食性は雑食で種子や新芽、昆虫などを捕食しています。

 

和名 シラコバト
学名 Streptopelia decaocto
英名 Eurasian Collared Dove
ハト目(Columbiformes)
ハト科(Columbidae)
キジバト属(Streptopelia)
分布

ユーラシア大陸、北アフリカ

生息環境 農耕地

シラコバトはヨーロッパ~インド、ミャンマー、中国北東部~南部、韓国、北米、日本(関東北東部)に分布しています。

日本には千葉県北部、茨城県南西部、埼玉県北部という非常に限られた地域にのみ分布しています。

日本には元々生息していたという説と江戸時代に移入された個体が繁殖したという2つの説があります。

樹上に巣を作り、1度に2個の卵を産みます。(1年間に4個を産卵するのが一般的だと言われています。)

1956年に国の天然記念物に指定されました。

埼玉県の県鳥であり、越谷市の市の鳥にも選ばれています。

シラコバトを展示している施設!

情報は記載当時の情報です。(2020年9月更新)

実際に行かれる際には現在も展示しているかどうか確認することをオススメします。(JAZAの情報は古いことも多いので注意してください)

 

シラコバトを展示しているJAZA加入の施設は4ヵ所です。

展示している施設の一覧は記事の一番下に記載しています。

シラコバトと上野動物園

 上野動物園ではキジエリアにてシラコバトを展示しています。

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本種はキジではありませんが、 キジが多く展示されているエリアで展示されています。(同じケージ内ではパラワンコクジャクが展示されています。)

パラワンコクジャクの方が大きいですが、シラコバトは上の止まり木、パラワンコクジャクは地面を歩いている事が多いです。

他のケージでもキジの仲間と同じケージ内で展示されており、コシアカキジが展示されているケージの中でも一緒に展示されていました。

このエリアではシラコバトの他に、パラワンコクジャク、コシアカキジ、アカガシラカラスバト、ハゲガオホウカンチョウが展示されています。

シラコバトを展示している施設の一覧

シラコバトを展示しているJAZA加入の施設は4ヵ所です。

大宮公園 埼玉こども動物公園 狭山智光山動物園
富山ファミリーパーク 上野動物園  

 

ここまで

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