広告 鳥図鑑 鳥図鑑-ハト目

動物園鳥図鑑-カラスバト(Columba janthina)

カラスバトはカラスのような光沢のある黒色の羽毛に覆われているハトの仲間で、人に対する警戒心が強いため、姿を見ることはあまりありません。

 

 

カラスバトについて!

カラスバトは全長40cm程度にまで成長するハト目ハト科カラスバト属の鳥です。

f:id:itsuwalove777:20200920001006j:plain

カラスバトはカラスのように光沢のある黒色の羽毛で覆われており、上嘴の上部にある肉質は小さいです。

食性は植物食傾向の強い雑食で果実、花、昆虫などを捕食しています。

 

和名 カラスバト
学名 Columba janthina
英名 Black wood pigeon
ハト目(Columbiformes)
ハト科(Columbidae)
カワラバト属(Columba)
分布

中国、朝鮮半島、日本

生息環境 海岸近くの森林など

カラスバトは山東省(中国)、韓国、本州中部以南、四国、九州、伊豆諸島などに分布しています。

以下の3亜種に分けられています。

・カラスバト(Columba janthina janthina)

分布地域:山東省(中国)、韓国、本州中部以南、四国、九州など

・アカガシラカラスバト(Columba janthina nitens)

分布地域:小笠原諸島、火山列島

・ヨナクニカラスバト(Columba janthina stejnegeri)

分布地域:先島諸島

海岸にある森林に生息しており、木の洞に枝を使った巣を作り、1度に1個の卵を産みます。

カラスバトは生息環境の開発やネコなど外敵の増加が原因で生息数は減少しています。

環境省のレッドリストではアカガシラカラスバトは絶滅危惧IA類、ヨナクニカラスバトは絶滅危惧IB類に指定されています。

鳥類の中では人間に慣れやすい種類の多いハト目ですが、本種は人間に対する警戒心が非常に強い種類です。

カラスバトを展示している施設!

情報は記載当時の情報です。(2020年9月更新)

実際に行かれる際には現在も展示しているかどうか確認することをオススメします。(JAZAの情報は古いことも多いので注意してください)

 

カラスバトを展示しているJAZA加入の施設は7ヵ所です。

展示している施設の一覧は記事の一番下に記載しています。

カラスバトと井の頭自然文化園

井の頭自然文化園ではヤマドリ舎近くでカラスバトを展示しています。

f:id:itsuwalove777:20200920001027j:plain

井の頭自然文化園では1羽?のカラスバトが展示されており、止まり木の一番高い場所に居たので良く見えませんでした。

このエリアではツミ、ハヤブサ、フクロウ、アオバトなどが展示されています。

カラスバトを展示している施設の一覧

カラスバトを展示しているJAZA加入の施設は7ヵ所です。

埼玉こども動物公園 井の頭自然文化園 とべ動物園
高知アニマルランド 徳山動物園 到津の森公園
ネオパークオキナワ    

 

ここまで

最後までお読みいただきありがとうございます。

-鳥図鑑, 鳥図鑑-ハト目