北海道の水族館では最も海獣の飼育が充実している施設で、そのほとんどが海獣公園と呼ばれるエリアで展示されています。
海獣公園は冬期には閉鎖されているため、注意が必要です。
詳細な情報は公式を参照してください。
おたる水族館 | イルカの水しぶき、トドの豪快ダイブ、爆笑ペンギンショー、国定公園の大自然に囲まれた水族館
おたる水族館の海獣公園について
おたる水族館の海獣公園は名前の通り、アザラシやセイウチ、トドといった海獣を展示しているエリアとなっています。
上の写真のようにエリアは野外にあり、冬期になると閉鎖されてしまうため、訪れる際は事前に確認してみてください。
海獣公園に行くには坂を下る必要があり、海獣公園から戻る際は大きなエスカレーターを使用します。
上から見ても分かるように面積の広いエリアで、自然の海のすぐ傍にあります。(以前は柵を乗り越えてトドが自らトドの飼育場に入ってくる事もあったようです。)
海獣公園には上のように食堂も設置されており、食事をすることも可能です。
メニューはラーメンやカレーなどの食事の他にニシン焼き、いか焼き、ほたて焼きなど海鮮メニューも用意されています。
海獣公園で飼育されている動物について
海獣公園で展示されている種類は セイウチ、トド、ワモンアザラシ、アゴヒゲアザラシ、ゴマフアザラシ、ゼニガタアザラシ、ジェンツーペンギン、フンボルトペンギンが展示されています。(上記以外にヒトデなどがいる小さなタッチプールもあります。)
展示されている種類・頭数ともに北海道内ではトップクラスの水族館で、特にワモンアザラシ・ゼニガタアザラシは多くの個体を見ることができます。
展示されている種類の中でもワモンアザラシは おたる水族館の他では鴨川シーワールド、大阪海遊館でしか飼育されていない種類です。(JAZA加入の施設のみカウント)
ワモンアザラシは他のアザラシのように屋外での展示ではなく、屋内の施設で展示されています。
ワモンアザラシ自体は珍しい種類ではなく、カニクイアザラシに次いでアザラシの中では2番目に個体数が多いと言われており、日本でも北海道の日本海側~オホーツク海で見られる種類です。
他の多くの水族館・動物園でも飼育されているゼニガタアザラシ・ゴマフアザラシですが、おたる水族館では多くの個体が展示されています。
繁殖して増えすぎるのを防ぐためかオス用、メス用、子供用、老齢個体用の4つの展示場に分かれていました。
アザラシに与える事ができる餌も販売されているので、興味がある方はチャレンジしてみてください。(カラスが横取りする事があるので注意が必要です。)
おたる水族館では多くのトドが飼育されており、定期的にショーも行われています。
トドも多くの個体が展示されており、オスとメスの外見の違いも観察する事ができます。
海獣公園内で最も大型の動物がセイウチです。 上のような展示場で展示されており、やや見にくいですが、シルエットだけでも迫力のある大きさをしています。
立派な牙を持った大型の個体が展示されており、2021年5月には飼育しているペアから子供も誕生しています。
セイウチを飼育している水族館は10ヵ所近くありますが、その中でも大きな牙を持つ個体を見ることができるので、訪れた際は是非観察してみてください。
海獣公園で行われているイベント
海獣公園では展示されているトド、アザラシ、ペンギンなどによるショーが行われています。
海獣公園で実施されているイベントは以下になります。
- セイウチのお食事タイム(平日のみ)
- アザラシショー
- ペンギンショー
- トドショー
- ペンギンの海まで遠足
となっており、海獣公園内で多くのショーを見ることができます。
個人的に一番のオススメはトドショーで、他では見る事ができないトドによるショーを見ることができます。
野外の大きな場所でショーを行うため、迫力のあるショーを見ることができます。(秋にはトドがサケを丸のみする姿を見る事もできます。)
ペンギンショーはやる気のないペンギンショーとしても有名になっており、飼育員さんの指示を気まぐれに聞く自由なペンギン達を見ることができます。
海獣公園で展示されているペンギンはジェンツーペンギンとフンボルトペンギンで、ショーに参加するのはフンボルトペンギンです。
海獣公園の近くにあるイルカスタジアムではイルカ・オタリアのショーも実施されています。
興味がある方はコチラも是非、見に行ってください。
ここまで
最後までお読みいただきありがとうございます。