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鴨川シーワールドのトロピカルアイランドの紹介! 南国の魚が多く展示されているエリア

今回紹介するのは鴨川シーワールドのトロピカルアイランドというエリアで、鴨川シーワールドのメインの魚を展示していエリアとしてはメインの1つとなっています。

展示されている魚は南の海で見られるようなカラフルな魚が多く、館内で最も南国感のある展示エリアとなっています。

トロピカルアイランドについて

トロピカルアイランドは鴨川シーワールドのメインの展示エリアの1つで、カラフルで派手な魚が多く展示されています。

トロピカルアイランドの入り口を入ると上のように砂浜を再現した水槽を見る事ができ、入り口から南国感の溢れるエリアとなっています。

地下には魚を展示している水槽としては鴨川シーワールド最大の水槽「無限の海」があり、エリア内で多くの魚を見ることができる展示エリアとなっています。

トロピカルアイランドの砂浜水槽

トロピカルアイランドンの入り口近くに設置されている砂浜を再現した水槽について紹介していきます。

入り口から見ると上のように砂浜を見ることができ、上の写真から見ても分かるように幅も奥行を大きなt展示水槽となっています。

上の写真では水面が反射しているため見にくいですが、透明度が高いため肉眼で見ると水中を泳ぐ魚達を見ることができます。

水中をガラス越しに観察できるような作りになっており、透明度が高く水槽の奥の方まで見ることができます。

この水槽のメインの展示生物は上の写真のアカウミガメです。 展示されているのは小型の個体ですが、個体数は多いです。

砂浜型の水槽がウミガメとマッチしており、ガラスの近くを泳いでたり、底部で休んでいる姿を見ることができます。

鴨川シーワールド内には「ウミガメの浜」という展示エリアがあり、親のアカウミガメが展示されています。

上の写真はトラフザメというサメの仲間で、この水槽で展示されている唯一のサメです。

トラフザメは最大で3m以上に成長する種類ですが、この水槽で展示されているのは小型の個体で、成魚には見られない縞模様がまだありました。(幼魚は上の写真よりも更に明確に縞模様がありますが、成長につれて消失していきます。)

アカウミガメやトラフザメの他にも多くの種類が展示されており、サンゴ礁で見られるようなカラフルな種類が多いです。

展示されている種類は40種類以上で、鴨川シーワールド館内で1つの水槽で最も多くの種類が展示されている水槽です。

この水槽の中で展示されている魚達を分類ごとに紹介していきます。

・チョウチョウウオの仲間

チョウチョウウオの仲間はサンゴ礁と言えば最初にイメージする方も多い魚で、サンゴ礁らしいカラフルな種類が多くいます。

水槽内でも群れを作って泳いでおり、カラフルな見た目で水槽内でも存在感のある魚達です。

・水槽内で展示されているチョウチョウウオの仲間

アケボノチョウチョウウオカスミチョウチョウウオ
スダレチョウチョウウオセグロチョウチョウウオ
チョウハントゲチョウチョウウオ
ミゾレチョウチョウウオハタタテダイ
フウライチョウチョウウオフエヤッコダイ

・アイゴの仲間

アイゴは鰭に毒の棘を持つ魚の仲間で、「アイゴ」は褐色の地味な見た目をしていますが、南方の生息している種類は黄色の体色をした水族館でも人気の高い種類が多くいます。

左側の写真がサンゴアイゴ、右側の写真がヒフキアイゴという種類で、ヒフキアイゴはアイゴの中でも多くの水族館で展示されている人気の種類です。

この水槽では5種類のアイゴが展示されていたので、是非種類ごとの違いも観察してみてください。

・水槽内に展示されているアイゴの仲間

ゴマアイゴサンゴアイゴ
ヒフキアイゴブチアイゴ
マジリアイゴ

チョウチョウウオやアイゴの仲間以外にも多くの種類が展示されており、ナンヨウツバメウオ、メガネモチノウオ、ハリセンボン、ヤッコエイなど中型~大型の魚も展示されています。

水槽の幅と奥行きがあり、展示されている生物を全て探すのは大変ですが、魅力的な種類が多く展示されている水槽なので是非ゆっくりと観察してみて下さい。

トロピカルアイランドの無限の海

トロピカルアイランドの地下にある無限の海は水量530トンの大型水槽で、魚類を展示している水槽としては館内最大の水槽となっています。

上のように水深のある水槽で、水槽の中ではサメやエイなどの大型魚類も展示されています。

水深は7.5mもあり、正面から見ると上層付近は見上げるようにして水槽を見る事になり、水槽の大きさを実感できる作りになっています。

先ほど紹介した砂浜水槽と比較すると展示種類数は約半分の20種類程度ですが、大型種が多く展示されています。

先ほどの写真は正面から撮影したものですが、上の写真の左側はトロピカルアイランドの1階部分から水槽の上層部付近を覗く事ができる小窓で、右側は小窓から覗いた際の視点です。

正面から見ると上層付近を泳いでいる魚を観察しにくいですが、この小窓から観察することで上層付近を泳いでいる魚も観察しやすい作りになっています。

無限の海水槽では1日2回ほどパフォーマンスが実施されており、上の写真のようにダイバーさんが水槽の中に潜ってエイやウミガメなどに餌を与える姿を見る事ができます。

パフォーマンス中にはダイバーさんによる解説も聞くことができます。

シャチショーやイルカショーと比べると参加する人は少ないですが、オススメのパフォーマンスです。

ダイバーさんがエイに直接餌を与えたり、水槽の上部から撒餌のように餌が投下される様子を見ることができます。

水槽の中で最も個体数が多いと思われるグルクマがパフォーマンス終了後に水中に残った餌を食べるために口を大きく開けながら泳ぐ姿を見ることができました。(正面から見ると分かりやすいですが、人間であれば顎が外れるくらい大きく口を開けています。)

パフォーマンス終了後もしばらくは見ることができるので、是非観察してみてください。

・無限の海水槽で展示されているサメについて

無限の海水槽で展示されているサメは4種類で、オオテンジクザメという他の水族館ではあまり見られない種類も展示されています。

上の左側の写真がヤブシカ(メジロザメ)で大きな背鰭を持っているのが特徴で、右側がオオテンジクザメです。

オオテンジクザメは底部に居ることが多く、体も白っぽいので他のサメとも見分けやすいです。

この2種類の他に、胸鰭、背鰭、尾鰭、の先端付近が黒色になるツマグロ、砂浜水槽に小型の個体が展示されていたトラフザメが展示されています。

・無限の海水槽で展示されているエイ

この水槽ではサメの他にマダラトビエイ、ヒョウモンオトメエイ、ウシバナトビエイという3種類のエイが展示されています。

左側の写真がマダラトビエイで鰭の先端付近に白色の斑点があるのが特徴で、ヒョウモンオトメエイはヒョウ柄をした大型のエイです。

マダラトビエイ、ウシナバトビエイというトビエイの仲間とヒョウモンオトメエイでは泳ぎ方が異なる是非現地で比較してみてください。

パフォーマンスの時間にはダイバーさんから直接餌を貰う姿を見ることができました。

この水槽ではウミガメも展示されており、展示されている種類はタイマイという種類です。

鴨川シーワールドでは3種類のウミガメを展示している数少ない施設ですが、離れた場所に展示されているので比較しにくいです。(タイマイとアオウミガメは外見が似ており、見分け方は数カ所ありますが、個人的にはクチバシが尖っているのがタイマイという特徴が見分けやすいです。)

その他にも多くの魚が展示されており、大型のハタの仲間であるタマカイ、興奮すると体色を赤色にするタカサゴの仲間(タカサゴ、クマササハナムロ、ユメウメイロ、ウメイロモドキ)などが展示されています。

本当は全部紹介していきたいのですが、長くなるので割愛します…

トロピカルアイランドのその他の水槽

これまでに紹介した砂浜水槽と無限の海水槽以外にもエリア内には多くの水槽が設置されており、その中からピックアップして紹介していきます。

上の写真は無限の海水槽の対面にある水槽達で、円柱型の水槽が並んでいます

この円柱型の水槽のほとんどが上の写真のようにクマノミの仲間が大量に展示されている水槽で展示されている種類はカクレクマノミ、セジロクマノミ、ハマクマノミ、ハナビラクマノミの4種類でした。

特にカクレクマノミは右側の写真のように大量に展示されており、個体ごとの模様の差異も観察することができる水槽でした。

クマノミ以外の魚達も展示されており、上の写真はイヌザメというサメの幼魚で黒と白の縞模様が可愛らしいです。(成魚は同じエリア内の1階の水槽に展示されており、大人には縞模様がありません。)

上の写真は砂浜水槽の対面側にある大きな水槽で、このエリア内で3番目に大きな水槽となっています。

タマカイ、ヒブダイ、タテジマキンチャクダイ、イヌザメ、ソウシハギなど中~大型魚も展示されており、カラフルかつ迫力のある魚を多く見ることができました。


トロピカルアイランドは鴨川シーワールドの中でもエコアクアロームと並んで魚類の展示種類数が多いエリアで、エコアクアロームとは異なりサンゴ礁で見られるようなカラフルな魚が多く見られます。

今回は主要な水槽のみを紹介しましたが、紹介した水槽以外にも多くの水槽が設置されており、水槽ごとにテーマが決められているため訪れた際は小さな水槽でもゆっくりと観察してみてください。


ここまで

最後までお読みいただきありがとうございます。

-千葉県, 鴨川シーワールド