デグーは南米原産のネズミの仲間で、ペットとして飼育される事もあります。
デグーについて!
デグーは体長12~20cm程度に成長するネズミ目テグー科デグー属の動物です。
デグーは茶褐色の体色をしていますが、個体差があり、ペット用に品種改良されたものでは白色や黒色など様々な色の品種が作出されています。
同じ大きさのげっ歯類と比べると高い知能を持っていると言われており、その知能は人間の3歳児並だとも言われています。
食性は草食で、草や木の葉、種子などを捕食しています。
和名 | デグー |
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学名 | Octodon degus |
英名 | Degu |
目 | 齧歯目(Rodentia) |
科 | デグー科(Octodontidae) |
属 | デグー属(Octodon) |
分布 | 南米大陸西部 |
生息環境 | 草原 |
デグーは南米大陸西部に分布しています。
草原・山脈生息しており、共同で使用する巣穴を作り、群れで生活しています。(チンチラと共同で生活する事もあり)
妊娠期間は約3ヵ月で、1度に平均して6頭の子供を出産します。 出産後はオスも育児に参加します。
特にヨーロッパなどでペットとして人気の高い種類で、社会性がある事から同じ齧歯類のハムスターやリスなどよりも人間に慣れやすいです。(アメリカやカナダの一部地域によっては飼育が禁止されている場合もあり)
デグーを展示している施設!
情報は記載当時のJAZAの情報です。(2021年5月更新)
実際に行かれる際には現在も展示しているかどうか確認することをオススメします。(JAZAの情報は古いことも多いので注意してください)
デグーを展示しているJAZA加入の施設は11ヵ所です。
展示している施設の一覧は記事の一番下に記載しています。
デグーと上野動物園
上野動物園では小獣館にてデグーを展示しています。
上野動物園では上のように複数の個体が展示されており、幅広いガラス張りの展示場で飼育されています。
小獣館の1F?の明るい場所で展示されているので、観察しやすい展示となっています。
近くではマタコミツオビアルマジロ、マヌルネコ、ミーアキャット、ハダカデバネズミなどが展示されています。(小獣館はやや地味ですが、珍しい種類が多く展示されているオススメの施設です。)
デグーを展示している施設の一覧
デグーを展示しているJAZA加入の施設は11ヵ所です。
群馬サファリ | 埼玉こども動物公園 | 狭山智光山動物園 |
上野動物園 | 市川市動植物園 | シャボテン動物公園 |
楽寿園 | 東山動物園 | 秋吉台サファリ |
久留米鳥類センター | 長崎バイオパーク |
ここまで
最後までお読みいただきありがとうございます。