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動物図鑑-ニホンイノシシ(Sus scrofa)

ニホンイノシシは本州・四国・九州に分布しているイノシシで、狩猟対象として狩猟される事もあります。

ニホンイノシシについて!

ニホンイノシシは体長110~170cm程度にまで成長する鯨偶蹄目イノシシ科イノシシ属のイノシシです。

ニホンイノシシは茶褐色の体毛に覆われており、口先が突き出た形状をしています。 

オスには鋭い牙を持ち外敵に襲われた際は牙を使って攻撃します。(メスはオスよりも短い牙を持ちます。)

食性は雑食で植物の根や芽、果実、昆虫などを捕食しています。

突き出た吻先を使って土を掘り起こす事も多いです。

時速40km/h以上で走ることができますが、「猪突猛進」と言われるような直進しかできないという事は無く、急停止して方向転換を行う事もできるようです。

和名ニホンイノシシ
学名Sus scrofa
英名boar
鯨偶蹄目(Cetartiodactyla)
イノシシ科(Suidae)
イノシシ属(Sus)
分布日本(本州・四国・九州)
生息環境森林、平地

ニホンイノシシでは日本(本州・四国・九州)に分布しています。(琉球列島や南西諸島では別亜種のリュウキュウイノシシが分布しています。)

離島にも海を渡った個体が定着している事があります。

ニホンイノシシはイノシシの16亜種のうちの1亜種です。

森林や平地に生息しています。

市街地や農耕地にも表れる事があり、特に農作物の食害は大きな問題になっています。

頭の良い獣で、一度現れると何度も現れる事、用心深く危険を察知すると罠を避けるような行動を取る事から駆除が難しいようです。

本亜種は狩猟対象獣で、日本に生息している他の狩猟対象鳥獣と比べても肉の人気は高いです。(イノシシの肉を使った鍋をボタン鍋と呼びます。)

そのため、増えすぎたイノシシを有効的に活用するために特産品としてPRに力を入れている地域もあります。

ニホンイノシシを展示している施設!

情報は記載当時のJAZAの情報です。(2021年5月更新)

実際に行かれる際には現在も展示しているかどうか確認することをオススメします。(JAZAの情報は古いことも多いので注意してください)

ニホンイノシシを展示しているJAZA加入の施設は16ヵ所です。

展示している施設の一覧は記事の一番下に記載しています。

ニホンイノシシと旭山動物園

旭山動物園では さる山にてニホンイノシシを展示しています。

旭山動物園ではニホンザルの群れが展示されている「さる山」の中でニホンイノシシも一緒に展示されています。

多くの動物園でさる山の展示がありますが、さる山の中でイノシシを展示している施設を見たのは初めてでした。

ニホンイノシシもニホンザルもお互いに何も意識せずに生活しているようでした。

ニホンイノシシと井の頭自然文化園

井の頭自然文化園では大放牧場にてニホンイノシシを展示しています。

井の頭自然文化園では上のように2頭のニホンイノシシを展示しており、展示場はイノシシが掘り起こしたのかボコボコとなっていました。

2018年には弥生いこいの広場広場から2頭のメスの個体が来園したようです。

ニホンイノシシを展示している施設の一覧

ニホンイノシシを展示しているJAZA加入の施設は16ヵ所です。

旭山動物園弥生いこいの広場盛岡市動物公園
八木山動物公園多摩動物公園井の頭自然文化園
羽村市動物公園市原ぞうの国横浜金沢動物園
富山ファミリーパーク飯田動物園安佐動物公園
福岡市動物園海の中道動物の森フェニックス動物園
平川動物園  

ここまで

最後までお読みいただきありがとうございます。

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